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事業報告

平成12年度事業報告 p3

6 その他博覧会に関する事業

(1)博覧会国際事務局(BIE)登録

1 BIE総会

平成12年5月26日の第127回BIE定期総会(パリ)において2005年日本国際博覧会の準備進捗状況を報告した。同年12月15日の第128回BIE定期総会(パリ)において、2005年日本国際博覧会の登録申請につき満場一致で承認を得て、国際博覧会旗をBIE議長から受け取るとともに、2005年日本国際博覧会の計画概要につき説明を行った。
加えて、平成13年3月28日に開催されたBIE臨時総会(パリ)に博覧会協会からオブザーバー参加をした。

2 BIE幹部との実務協議とBIE執行委員会への出席

BIE登録申請準備のため、パリにおいて5月、8月、9月に計3回にわたりBIE議長及び事務局長を交え実務協議を行った。
さらに、平成12年9月19日の閣議決定を経てBIEに提出した登録申請書の審査のためのBIE執行委員会(10月23日)及び日本へのBIE調査団派遣後のBIE執行委員会(11月15日)において申請内容の説明を行った。また、9月から10月にかけて、登録申請書類を審査する執行委員国に対して個々に代表者を派遣して、詳細の説明を行った。

3 BIE調査団の受け入れ

BIE登録申請に対するBIEの現地調査団を平成12年11月8日から12日まで東京、名古屋において受け入れ、会場予定地の視察、実務協議等を行った。

4 BIE登録承認地元報告会の開催

平成12年12月15日のBIE定期総会での登録承認を地元関係者に対してリアルタイムに報告するため、名古屋市内において「愛知万博 BIE登録報告会」を開催した。

(2)資金募集活動

平成13年2月8日に会場建設費の民間からの募金を円滑に推進するために「財務委員会」を立ち上げ、募金のための諸方策、目標を決定した。(目標額230億円)
3月9日には、財務省から「指定寄付」告示がなされ、早々に募金活動を開始し、本年度は1ヶ月足らずの活動であったが、27億円の入金実績を挙げることができた。

(3)国際シンポジウムの開催

BIEと協議のうえ、平成12年10月29日ハノーバー博会場内の国際会議場にて「Legacy of EXPOs(国際博覧会の成果)」をテーマに開催し、67年モントリオール博以来の主要博覧会の成果を各国代表から報告してもらい、愛知万博からは、神田愛知県知事と武内企画運営委員が講師として登壇し愛知万博を説明、引き続き討議を行った。
来場者は各国政府代表、各国パビリオン勤務者等約300名で、国際博覧会の意義を再確認するとともに、各国の博覧会関係者に対し、愛知万博を印象づけることができた。

(4)国際会議の開催

テーマ展開の一環として「国際諮問委員会」の立ち上げ検討を行った。
「国連環境こども会議」の2004年又は2005年の誘致に向け、情報収集活動等を行った。

(5)市民参加促進事業

1 里山エコスクールin中山の森

  • 開催期間 : 平成12年2月〜9月(全5回5日間)
  • 開催場所 : 瀬戸市内 東公園(中山の森)
  • 参加者 : 小学校4年生〜5年生の30名
  • 内容 : 博覧会の舞台である「里山」を、学生の指導のもと、スクール方式で学び、遊んだ。

2 キッズ・プレイキャンパス2000

  • 開催期間 : 平成12年5月〜10月(のべ14日間)
  • 開催場所 : 瀬戸市内、美浜町内、長久手町内 青少年公園など
  • 参加者 : 小学校4年生〜6年生の100名
  • 内容 : 万博のテーマ「自然の叡智」を、陶芸や農業等の体験スクールを通して理解した。

3 愛知万博開幕1500日前カウントダウンイベント

  • 開催期間 : 平成12年1月〜2月
  • 開催場所 : 愛知県内10市町の公園及び名古屋市内久屋大通公園にてキャンペーン、愛知芸術文化センターでステージショー
  • 参加者 : 美化キャンペーン 3100名、ステージショー 1800名
  • 内容 : 愛知万博開幕1500日前の節目に美化キャンペーン等参加イベントを市民参加の実行委員会を中心に企画・実施し、市民の盛り上がりを図った。

(6)広報普及活動の実施

ア 国内広報普及活動

1 シンボルマークの普及を通じたPR展開
シンボルマークを使用したオリジナルポスター(4種類)やピンバッジ及び卓上のぼり、懸垂幕等の各種広報グッズを制作し、関係機関、企業等の協力を得て同マークの普及を通じ愛知万博のPRを展開した。

2 BIE登録を契機とした広報活動
平成12年12月15日のBIE登録承認を機に「愛知万博正式スタート」を印象づけるため、新聞7紙での全10段広告をはじめ各種施策を展開した。

3 イベント等を通じたPR活動
開催1500日前(平成13年2月14日)イベントをはじめ、各自治体、経済界、支援団体及びメディア等と連携して300に近いイベントにおいてPR活動を実施した。

イ 海外広報普及活動

2000年ハノーバー博会場において、次の3点を柱に愛知万博の広報活動を行った。
1 全会期中
日本館に協会職員を2名常駐させるとともに、日本館内第5アイランドにて、愛知万博のテーマ「自然の叡智」を象徴する和紙自動車(ランタンカー"蛍")を展示し、愛知万博のPR、認知度アップに努めた。

2 7月25日
日本政府(日本館)主催のジャパンデーレセプションにおいて、からくり人形実演、ポスター展示等によりレセプション盛り上げに協力しながら、愛知万博のPRを行った。

3 閉幕時 
BIE及びハノーバー博公社に協力し、10月29日の国際シンポジウムに続き、10月30日のBIEデー、10月31日の閉幕日に文化イベントを開催し、ハノーバー博フィナーレを盛り上げるとともに、愛知万博の認知度アップを図った。(文化イベント内容−名古屋踊り、和太鼓演奏、
日本の歌、ドイツの歌の独唱、日独共同制作キルトの贈呈式等)

(7)海外招請活動

平成13年3月30日に、日本政府より187の国と73の国際機関あて、参加招請状が発出された。
それまでの間、平成12年度中は正式な参加招請の事前活動として、各国の在京大使館を訪問し、愛知万博の情報提供、認知度アップに努めた。
また6月から10月にかけて、ハノーバー博日本館に協会職員2名が常駐し、日本館運営を手助けするとともに、各国の博覧会関係者に接触し、参加招請の事前活動に努めた。

(8)博覧会基本計画策定のための具体的検討

1 領域型展示ビジュアルシステム実証実験

平成13年3月4日に、愛知青少年公園にて、ウェラブルコンピュータを利用した屋外型展示手法の実証実験を行った。

2 学術誌作成

2005年日本国際博覧会国際シンポジウム学術情報誌「EXPO:Tree of wisdom」を作成した。

7 平成12年度日本自転車振興会補助事業の計画変更

平成12年度日本自転車振興会(公益事業振興)の補助事業の計画を次のとおり変更申請した。

(1)補助事業名

平成12年度2005年日本国際博覧会の開催準備事業

(2)変更の内容

1 事業の完了時期

平成13年9月30日まで6ヶ月延長

2 収支予算

別添資料「変更に係る事業の収支予算書」参照

8 予算関係

平成12年度予算は、平成12年3月21日に開催された第8回理事会・評議員会において承認され、平成13年3月19日に開催された第13回理事会・評議員会で補正予算が承認された。
(平成12年度当初予算額) 9,144,279千円
(平成12年度補正予算額) 8,681,617千円
(補正額 △462,662千円)

9 資金の確保

(1)寄附金収入 2,731,134千円
(2)補助金収入 666,330千円
1 国庫補助金 230,147千円
2 地方公共団体補助金 230,147千円
3 公益法人助成金 206,036千円
(3)借入金収入 4,638,000千円

別添資料

平成12年度 日本自転車振興会(公益事業振興)補助事業

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