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第5次及び第6次アカウミガメの太平洋回遊経路解明調査

主催者メッセージ

日本の海岸で生まれたアカウミガメの子供たちが、太平洋でどのような生活をしているのかは、明らかではありません。
名古屋港水族館は、アメリカ大気海洋気象局(NOAA)と共同調査を平成15年4月から実施しています。
平成17年4月に第5次、5月に第6次調査を予定しています。
人工衛星からのデータは随時名古屋港水族館ホームページに掲載しますので、ぜひご覧ください。

事業概要

日本の海岸で生まれたアカウミガメの子供たちが、太平洋に旅立った後、太平洋のどこで、どのような生活をしているのかは、大きななぞに包まれています。
このことを解明する試みとして、名古屋港水族館とアメリカ大気海洋気象局(NOAA)により人工衛星追跡装置を用いた共同調査が平成15年4月から実施されています。
アメリカのメーカーから、小型かつ軽量の人工衛星追跡用送信機が開発され、これを甲長30cm前後、1歳のアカウミガメに装着することが可能になりました。これは今までに送信機を装着して放流されたアカウミガメの中でも最小のサイズで、たいへん画期的なことです。
これまでの3回の調査で放流されたのは、平成14年産30頭に加え、平成13年産6頭、平成12年産9頭、平成11年産2頭の合計47頭で、名古屋港水族館生まれの海を知らない子ガメたちです。 
これまでに行われた調査から得られるデータは日本生まれのアカウミガメの海洋生態を解明する上で、たいへん重要な資料と内外から評価を受けています。

実施期日

平成17年4月上旬及び5月上旬の2回、放流を実施します。

実施場所

太平洋上

入場料、参加料

一般参加は予定していません。

主催者名

名古屋港水族館(財団法人名古屋みなと振興財団)

主催者連絡先

TEL: 052-654-7080
FAX: 052-654-7001

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