東芝の創業者「からくり儀右衛門」こと田中久重が江戸末期に手がけた「万年時計」の復元・複製が、国立科学博物館と東芝が共同で取り組む国家プロジェクトとして実施されました。その集大成として複製されたレプリカが「愛・地球博」のグローバルハウスに展示されています。
今年、東芝は創業130周年を迎えます。これからも「人と、地球の、明日のために」をスローガンに、人々の暮らしを支える技術や製品を生み出して参ります。そこで“モノづくりDNA”の源流を探り、それを未来に継承する重要性を知っていただくための、様々な展示やシンポジウムを開催します。皆様のご来場をお待ちしております。
田中久重作、和時計の最高傑作である万年時計は、文部科学省科学研究費補助金特定領域研究「江戸のモノづくり」の主要プロジェクトとして、解体・復元・複製が行われてきました。
今回、日本の技術史・産業史などの研究者、技術者、伝統工芸師など約50人が携わった万年時計のプロジェクトの集大成として、創立130周年記念シンポジウムを開催します。
万年時計から日本のモノづくりの原点を探り、21世紀が受け継ぐモノづくりDNAと技術の未来を考える場にしたいと考えています。
2005年9月6日(火)~11日(日)
独立行政法人 国立科学博物館
新館B1F 特別展示室 2F 常設展示
9日(金)から11日(日)は国立科学博物館への入館料無料
株式会社 東芝 担当:株式会社 東芝エージェンシー
TEL:03-3457-2342
FAX:03-5444-9348