古川美術館 愛・地球博開催記念展3 日本美再現 「師から弟子へ～受け継がれる美」展
爲三郎記念館 同時公開 「形あそび～伊勢形紙 in 彩空間」展
主催者メッセージ
本展は、平成17年3月25日から9月25日まで開催される、21世紀最初の万国博覧会「愛・地球博」に協賛して企画いたします。
古川美術館では“日本美再現”をテーマとした万博開催記念展1～3を開催いたしております。その最後を締めくくる第3弾として、当館コレクションの中心ともいえる近現代日本画に焦点をあて、師から弟子へと受け継がれる美の世界を作品を通してご紹介いたします。
同時公開で爲三郎記念館におきましても、春季に小原和紙、夏季に有松絞りを取り上げ、現代に生きる日本の伝統美を紹介して参りました。万博記念展の最後を飾る秋季公開では着物などの型染めに用いられ、千有余年にわたり三重県鈴鹿市で技術が継承され、発展してきた伝統工芸・伊勢形紙を取り上げ、その美しい世界に迫ります。
事業概要
日本の絵画史は画塾という教育システムの中で築き上げられた師弟関係があります。日本の美意識や日本画の技法はその関係のなかで伝承され、発展してきました。本展覧会はその師弟関係の中で脈々と受け継がれてきた日本美を紹介すると共に、現代の主な教育システムである美術学校を通しての師弟関係、私淑という形での心の師など、様々な形の師弟関係を通して師の教えの豊かさと弟子の努力の足跡を紹介します。
また、爲三郎記念館では、伊勢形紙工芸作家の六谷春樹氏の協力を得て、伊勢形紙を照明やインテリアなど現代風にアレンジした作品を展示いたします。伝統を継承しつつも時代ともに発展していく芸術を紹介いたします。
実施期日
平成17年8月9日（火）～ 10月2日（日）
実施場所
古川美術館 爲三郎記念館
入場料、参加料
大人：1,000円、高・大生：500円、中学生：300円
※美術館・記念館共通券
主催者名
財団法人 古川会 古川美術館 爲三郎記念館
主催者連絡先
TEL (052)763-1991 FAX (052)763-1992
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