日本人の平均寿命は、男78歳、女85歳と世界の最高レベルにあります。65歳以上の高齢者人口も20%近くになり、10年後には4人にひとりが高齢者という時代が来ると予想されています。高齢期を健康で生き生きと送るにはどうしたらよいか。これが今や国民の切実な問題となってきました。心血管疾患に関する最近のデータをもととして、その解決に迫ろうと思います。
脳血管疾患は、高齢者の要介護となる運動、言語、認知機能などの障害の最大の原因となります。また、脳卒中、心臓病などの発症を予測する危険因子として、高血圧、糖尿病、脂質異常、喫煙、肥満などがあります。これらの予防には日ごろの生活習慣が深く関係することがわかってきました。
愛・地球博の国連館に、「高齢化社会と心血管疾患」という展示があります。このシンポジウムでは、その最新のデータを下に、健康寿命を延ばす生活を考えて見たいと思います。多数の皆様のご来場をお待ちします。
別紙事業企画書参照
平成17年5月22日(土)
名古屋国際会議場「白鳥ホール」(シアターで1000名)
愛知県名古屋市熱田区
無料
主催:愛知万博「高齢化社会と心血管疾患」実行委員会
TEL:03-3573-2060(協和企画内)
FAX:03-3573-2064