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古川美術館 愛・地球博開催記念展1 日本美再現 「日本からのおくりもの」展 爲三郎記念館 同時公開「小原和紙の華麗なる技」展

主催者メッセージ

日本人が自然との関わりから育んできた美意識は、さまざまな絵画や工芸品の中にも鮮明に表現されてきました。自然の中から生まれた「山水画」「花鳥画」などは中国の絵画を源流としていますが、四季の彩りを情感込めて描かれる日本独自の文化として定着しています。生命の儚さを慈しみ、自然の移ろいを情緒的に感じて、自然と一体となって装飾的に表現する日本人の繊細な感性がそこには見られます。日本の色ともいえる季節ごとの表情は、“桜見”や“旬(しゅん)”、“節句”、“衣替え”といった様々な装いや風習を生み、人間生活の中にも小さな四季が見つけられるのではないでしょうか。
古川美術館では、その自然について見つめ、日本を代表する桜や富士などの風景画のほか、四季折々の絵画、季節の象徴である節句や風物、装いなどを描いた作品から、四季を愛でる情緒的な日本人の心とその美意識について迫ります。

事業概要

本展は、平成17年3月25日から9月25日まで開催される、21世紀最初の万国博覧会「愛・地球博」に協賛して企画いたします。万博のテーマに「自然の叡智」が挙げられていますが、その自然について見つめ、日本を代表する桜や富士などの風景画のほか、四季折々の絵画、季節の象徴である節句や風物、装いなどを描いた絵画および工芸品約40点の作品から、日本独特の風土が生んだ美しき「日本」の魅力を再確認するとともに、環境や文化を継承することの大切さを伝えていきたく存じます。また、爲三郎記念館では、一般県民の他、万博で来県する人々に向けて、伝統に着目した第1段として愛知県の伝統工芸「小原和紙」を現代に展開した作品の展覧会を開催いたします。

実施期日

平成17年3月26日(土)~5月22日(日)

実施場所

古川美術館 爲三郎記念館

入場料、参加料

大人:1000円
高・大生:500円
中学生:300円

主催者名

財団法人 古川会 古川美術館 爲三郎記念館

主催者連絡先

TEL:(052)763-1991
FAX:(052)763-1992

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