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愛知万博の会場から排出されたバイオマス発電残渣がトマトになって、再び会場に戻ってきました

2005年7月7日
財団法人 2005年日本国際博覧会協会

 万博会場内のレストランなどから出る生ゴミを原料として電気を作り、会場のパビリオンに供給いたしておりますが、電気を作る過程で排出された残渣は、愛知万博のサブテーマである「循環型社会」を具体的な形として現すために堆肥に変え、その堆肥を使用して作物を育てる試みがなされております。
 発電残渣から作られた堆肥は、分析の結果、安全なものであることが立証されており、その堆肥を畑に散布してトマトの栽培いたしましたところ、品質は市場に出回っているものと遜色のないものが出来ましたので、ご報告申し上げます。

 会場から排出されたバイオマス発電残渣は、三重県久居市の廃棄物処理業者である有限会社三功に搬入し、そこで残渣に水分調整材や種菌などを混ぜ合わせる発酵処理が施され、約三ヶ月かけて完熟堆肥に転換されています。

資料

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