サイト内検索

愛・地球博 アートプログラム事業 発表-1970年以降に生まれた国内外の若きアーティスト7名が参加-

平成16年9月30日

財団法人 2005年日本国際博覧会協会

(財)2005年日本国際博覧会協会は、文化的差異を乗り越える人間の本質的テーマである「幸福感」を表現し、「地球大交流」時代のシンボルとなる作品を設置する「愛・地球博アートプログラム」事業を発表いたします。

万博は、各分野における新しい文化の創造・創出の場であり、「アート」の分野においてもしかりです。「アート」は、過去の博覧会においても重要な要素であり、欠かすことのできないファクターのひとつとなっています。これまでも、万博は、世界各国の芸術性の高い、時代の先端をいくアート作品を発表する多くの若手芸術家たちを輩出してきました。この愛・地球博においても国内外の「今」を代表する若き芸術家たちの作品を展示し、21世紀の新文化創造に繋げていきます。

「愛・地球博アートプログラム」事業は、泉眞也総合プロデューサーを中心に推進され、事業の実施業務を委託する会社選定にあたっては、日本を代表するキュレーターの所属する専門会社数社から提案を受け、(1)基本テーマを「幸福のかたち-DIVERSE WAYS OF HAPPINESS」とする (2)1970年以降に生まれた若手アーティストを登用する、という提案をした株式会社ワコールアートセンターに本事業を委託し、作家選考などのキュレーションは、同社の岡田勉氏が行ないました。

個人と社会の幸福感は多様です。「アート」という自由で主観的なアプローチから様々な「幸福」という価値に新しいかたちを与えて、その多様性を見つめることは、地球市民の相互理解を深め、持続可能な発展を目指す社会を形成する上でも意味があります。

本「愛・地球博アートプログラム」では、その多様性を楽しんでもらう演出として各グローバル・コモンと西調整池に作品を設置します。グローバル・コモンを巡り、7つの「幸福のかたち」を歩いて見てもらうことによって、来場者は、地球大交流を感じ、日本の「七福神めぐり」のような気分を味わえることでしょう。

設置場所出品作家性別生年作品タイトル
コモン1さとうりさ女性日本1972player alien
(プレイヤー エイリアン)
コモン2名和晃平男性日本1975PixCell―Sacred Beast
(ピクスセルー セイクリッド ビースト)
コモン3Han Zin-Su
ハン・ジン=スー
男性韓国1970THE TREE OF A PUBLIC GARDEN
(ザ ツリー オブ ア パブリック ガーデン)
コモン4Ivana Falconi
イヴァナ・ファルコーニ
女性スイス1970Gardian Angels
(ガーディアン エンジェルズ)
コモン5澤田知子女性日本1977FACE
(フェイス)
コモン6Federico Herrero
フェデリコ・エレーロ
男性コスタリカ1978World Map
(ワールド マップ)
西調整池TeaM?kip??
テア・マキパー
女性フィンランド1973The World of Plenty
(ザ ワールド オブ プレンティ)

また2005年1月13日(木)から1月23日(日)の11日間、株式会社ワコールアートセンターが運営する複合文化施設「スパイラル」(東京都港区)内のギャラリースペース、スパイラルガーデンにおいて、アートプログラムに参加するアーティストによる提案資料(描画・立体模型)などを展示します。
本展において、初めて作品のビジュアルイメージが発表されます。(詳細は後日通知予定)

<添付資料>

以上

■本件に関するお問い合わせは下記までお願いします。

(財)2005年日本国際博覧会協会
 経営企画室 プロデューサーオフィス
 足立・矢野 TEL(052)569-2041

(株)ワコールアートセンター
 アートプログラムPRチーム
 大田 TEL(03)3498-1171
 press@expo2005artprogram.com 

PDFファイル(PDFマーク付)をご覧頂くには、Adobe社のAdobe Reader®が必要になります。最新のAdobe ReaderはAdobe社のサイトより無料でダウンロード可能です。