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テーマ・サブテーマ（案）

テーマ（案）

日本語：自然の叡智
英語：NATURE'S WISDOM

人間と自然が互いに恩恵を与えあうことのできる21世紀型の産業、文化のあり方を、地球市民の活動によって実践してゆきます。自然と開発をめぐる新しい倫理と構想力を、多様な市民と企業、行政、国際機関の共創と交感を通して探り、新しい地球をリードする具体的なプロジェクトによって示してゆきます。

ライフスタイルの転換により、自然のあり様に学んだ循環型・省エネルギー社会のモデルを展開してゆきます。新しい技術や場を活用し、なるべく無駄を出さない資源の効率性を追求し、ヒトやモノやエネルギーが健全にむすびつけられた生活の方向を展開します。

私たちが美しいものや聖なるものに接したときの感動は、自然や生命の躍動と分かちがたく結びついています。世界各地でおこなわれている芸術、芸能、祝祭を通して、自然・芸術・聖なるものの関係へ思いをめぐらし、さまざまな交流と創造を実現します。

自然を支配し、制圧するのではなく、自然のなかに潜む豊かな本質を発見し、その教えを現実化します。伝統的な工芸や里山の農、林業など、近代以前の暮らしから導かれた知恵や工夫を生かし、楽しく遊び、面白く学ぶ感覚で、21世紀にふさわしい新たな「わざ」（技術・技芸）を体感します。

私たちが都市化や近代化という波の中で見失っていた自然、宇宙の新しい風景を再発見します。自然宇宙の見えない摂理を学び、地球と宇宙の途方もない歴史をたどりながら、宇宙技術の最先端や太古の地球の記憶を通して、宇宙の時代の、文明のひな形を提示します。

生命科学と情報科学の最先端の実験により、ネットワーク社会という新しい環境へ命を吹き込みます。多様な要素のからみあう生命世界と情報社会のバランスをとり、それらの関係のなかから、新しい自然観を浮かび上がらせ、人口問題や環境問題などの難問を解決するための指針を示します。

テーマ・サブテーマと12の森の関係について