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注2:「持続可能性への学び“Learning for Sustainability”」

持続可能な社会をつくるためには、技術革新や制度改革と並び、意識変革につながる教育の重要性が指摘されてきた(1992年の地球サミットで採択された行動計画「アジェンダ21」など)。

ユネスコ(国連教育科学文化機関)は、このアジェンダ21を受けて、持続可能な社会を達成するため、教育全体の再構築を提言した。「テサロニキ宣言」(97年12月、ギリシャ、テサロニキ)と呼ばれ、「持続可能性という概念は、環境だけでなく、貧困、人口、健康、食料、民主主義、人権、平和、道徳・倫理、文化的多様性、伝統的知識などを含むこと」、「環境教育を持続可能性のための教育と表現しても構わないこと」などの内容からなる。

他に、「持続可能性のための教育(Education for Sustainability)」「持続可能な開発のための教育(Education for Sustainable Development)」「持続可能な未来のための教育(Education for Sustainable Future)」などと呼ばれることもある。