見る　‐パビリオン案内‐

【写真左】熱帯雨林ではオランウータンなどの動物の姿も
【写真右】工芸家のロザキル・ラーマンさんによる「バティック」の実演

「本当の自然・無限の調和」がテーマのパビリオンでは、天井に届くほどの大きな木々や、足元に広がるたくさんの草花が来館者を歓迎します。

熱帯雨林ゾーンでは、世界最大の花「ラフレシア」や世界最大級の洞窟「ムル洞窟」など、世界に誇るマレーシアの大自然を見ることができます。突然降り始めるスコールや、ドドン、と鳴る雷の音にも驚かされることでしょう。サンゴに囲まれた海のゾーンでは、大きな貝が口を開けたり、魚がぴょんと飛び出したり、楽しい仕掛けが施されています。

また、工芸家やダンサーたちが繰り出す催しにも注目です。シルクなどの布に、ロウと植物染料で模様を描く「バティック」の実演をするのは、工芸家のロザキル・ラーマンさん。洗練された筆づかいでさまざまなデザインを描いていきます。ステージでは、華やかな衣装を身にまとったダンサーたちが民族舞踊のショーを繰り広げます。女性は傘をくるくる回しながらあでやかに舞い、男性は声を上げながら飛びはねて踊ります。ショーは金曜日を除いて1日4回、催されます。