見る　‐パビリオン案内‐

【写真左】透明のドームがテーマごとに並ぶ
【写真右】グラフィック模様で再現されたアルプスの山並み

外観に潔く毛筆で描かれた「山」。この一文字がずばり、アルプスの名峰で有名なスイスのテーマです。館内には山を再現し、スイスの「文化」と「自然」を同時に感じ取ることができる展示構成となっています。

来場者は、入り口でスイス軍隊のランプを受け取ります。山への扉をくぐると、登山電車さながらの暗いトンネル空間となり、ガイドの案内を聞きながら、いよいよ山中へ。

山の内部には、透明のドームが、テーマごとに5つ並んでいます。所々に置かれたセンサーに手持ちのランプを向けると、それぞれの説明が流れ出します。一番初めの「スイスの神話」には、有名な救助犬セントバーナード「バリー」のはく製が置かれ、「ビジョン」には自然の力を利用して肉体の限界に挑戦した冒険者らが紹介されています。

ドームを抜けて氷山を登るように2階に上がると、一面に「アルプスの少女ハイジ」の世界が。羊皮紙に描かれたグラフィック模様で山並みが再現されています。鳥の声や神聖な歌声とともに自然を感じながら下山すると、スイスの「文化」「自然」を堪能できるというわけです。

「山」を散策しながら、スイスをまるごと感じ取ってみてください。