館内中央に設置された、「ホータイ」と呼ばれるラオスの伝統的建築の蔵経堂。「ホータイ」には、仏教の経文を書いたヤシの葉が納めてあり、ラオス首都のビエンチャンにあるシーサケット寺院をまねて、同じラオスヒノキで造っています。ラオスヒノキは香り高く、現地では高価な建築資材です。同国で6人の伝統建築の職人が2カ月かけて制作し、解体して海を渡り、愛・地球博会場で5日間かけて組み立てました。
堂内には、世界遺産の町であるルアンパバーンの旧王宮博物館に所蔵されている純金の仏像レプリカが安置されています。ラオスでは正月に、国民がこの仏像に香り付けをした水をかける儀式を行います。
【写真上】ラオスの伝統建築による「ホータイ」
【写真下】ラオス館外観
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