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【写真】パネルが縦に連なるデータの森

オーストラリア館は、先住民族のアボリジニが自然から学んだことを受け継ぎ、現代から次世代へつなげていくことをテーマとしています。3つのパートに分かれた館内は、初めにオーストラリアの砂漠に生えるバオバブの木を用いて、自然と人間との共存を訴えるシアター映像で始まります。

注目は、シアター公演の終了と同時に、扉が開いて続く部屋「データの森」です。先住民族が歴史や伝説を刻んだ柱状のトーテムポールをモチーフにした空間が広がっています。約80枚のパネルには、テーマごとにめまぐるしく変わる躍動感ある映像が映し出され、象徴的な映像でオーストラリアを感じ取ることができます。

「大地」をテーマに砂漠や雲の幻想的な雰囲気が、「水」をテーマに珊瑚礁や熱帯魚の生息する海の雄大さが迫ってきます。「産業」のテーマでは、最先端テクノロジーから農業、船舶までオーストラリアの約120以上の多岐にわたる産業を紹介。ゆったりと映像を眺めながら、オーストラリアのイメージを膨らませてみてください。