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6月7日(火)特集

伝統音楽でタイムスリップ
「日本音楽・伝統と今」始まる

伝統音楽でタイムスリップの画像

【写真】琵琶や三味線が共演

ジャパンウィークの一環で、日本の伝統音楽と文化を紹介するイベントが7日、EXPOドームで始まりました。7日から10日までの4日間、「奏」「踊」「叩」「集」をテーマに、古典楽器を使った演奏や踊りが披露されます。

「奏」をテーマにした7日は、伝統音楽を奈良時代から現代までの4つの時代に分け、俳優の江守徹さんをナビゲーターに、各時代の音楽を再現しました。

まず、正倉院の復元楽器を演奏する「天平楽譜(てんぴょうがふ)」のメンバーが、五弦琵琶、ハープ型の「箜篌(くご)」等の楽器を使い、奈良時代の宮廷音楽などを披露。めったに聴くことのできない典雅な音色が響き、タイムスリップしたかのようでした。

次に、室町時代に発展した「能」が登場。「銕仙会(てっせんかい)」の能楽師が、「養老」を優雅に舞いました。続いて「江戸」時代をあでやかに再現したのは、「井坂斗絲幸社中(いさかとしゆき しゃちゅう)」の男女約40名と津軽三味線の「福居姉弟」の2人による、三味線と太鼓の囃子(はやし)に、会場には活気があふれました。

最後は、80余人の出演者全員による「現代」を表現した大合奏が行われ、時代を超えた音色の競演が響き渡りました。(6月7日)

世界のリズムがひとつに
「Meet The EXPO」 会場はカーニバル

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【写真】渡辺貞夫さんと共演する若者たち

ジャパンウィーク2日目の7日、「渡辺貞夫リズムワールド Meet The EXPO」がEXPOドームで開かれました。ジャズミュージシャンの渡辺貞夫さんと、ブラジル、セネガル、ポルトガル、アメリカ、日本のリズムグループが集結。観客もステージに飛び出し、歌い、踊り、会場は一体となって盛り上がりました。

渡辺さんが「若者たちが国境を超えて、ひとつの音楽を奏でる素晴らしさをご覧ください」とあいさつし、アトラクションがスタート。愛知県の合唱グループによる合唱や、渡辺貞夫グループのソロ演奏など、4曲を披露しました。5カ国のリズムグループは、太鼓などの伝統楽器を演奏、体を揺らしながらステップを踏み、熱のこもったパフォーマンスを繰り広げました。

後半の「YALA-YANA」の演奏では、総勢200人の若者たちと、渡辺貞夫グループが競演。愛・地球博メッセージソング「Share the World~こころつないで~」では、観客の手拍子と太鼓の音が溶け合い、会場全体がひとつになり、大きな歓声に包まれました。

「リズムワールド」は10日まで毎日行われ、11日に公開リハーサル、最終日の12日に大フィナーレとなります。(6月7日)