「森の惑星」~里山から世界の森へ~をテーマにしたトーク&ライブのイベントが7日、長久手会場の地球市民村・大地の広場で行われました。
最初に、独自のワールドミュージックを演奏する岡野弘幹with天空オーケストラのメンバーが、南米やトルコの楽器による歌と演奏を披露しました。
続くトークショーでは、作家C.W.ニコルさんと工芸家の稲本正さんが、日本の自然の再生について対話を進めました。
長野県・黒姫で実際に森の再生に取り組んでいるニコルさんは「伐採してしまった森を再生させるのは人間です。長い期間で考えて再生を試みれば、森は応えてくれますよ」と熱っぽく話しました。
森林のプロ養成を目指す塾を開設している稲本さんは「仕事は最低10年続けて森と関わることの面白さを感じてもらいたい」と、忍耐強く続けることの必要性を話しました。
また、スギやヒノキを単独でたくさん植えるのではなく、相性の合う木を組み合わせることによって、お互いの生育が促される自然の習性にも触れ「森はやってみないと分からないことがいっぱいだから面白い」と、森の魅力を表現しました。(5月7日)
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