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スペイン館では8日まで、東洋の宣教師として知られるフランシスコ・ザビエルのふるさと、スペイン・ナバラ州の文化を紹介する｢ナバラ週間｣が開催されています。パビリオン内プラザではジャズバンド「ホセッチョ・ゴイア・アリーベ」による『ナバラの風』が1日5回演奏されるほか、スクリーンでは美しいナバラの街並みが映し出されています。

6日はナバラ州知事のミゲル・サンツ知事が会場に訪れ、2006年にナバラで行われるフランシスコ･ザビエル生誕500年記念祭『ザビエル2006世界的文化の出会い』が紹介されました。

スペイン館には、ナバラ州と姉妹都市提携を結ぶ山口県の綿屋滋二副知事、スペイン政府代表のパブロ・ブラボさん、スペイン大使館のセサバ・アルバ公使らが招待され、記念祭の開催を祝いました。

サンツ知事は「現在、記念祭を迎えるためにザビエル城や博物館の修復など、準備が着々と進んでいます。ザビエルが東洋の大使として日本に足を踏み入れたように、日本の皆さんもナバラを訪れ、ザビエルの精神をぜひ感じてほしい」と、あいさつしました。

ザビエルが19歳まで過ごしたザビエル城を拠点に行われる記念祭では、ザビエルの精神世界を反映した舞台上演、コンサート、展示会などが催されます。また、宗教代表者らが出席する厳粛な行事なども予定されています。 （5月6日）