愛・地球広場と日本広場は23日、見事な細工と華やかな装飾で彩られた山車で埋め尽くされました。
この日スタートした「愛知県ウィーク・パート1」のオープニングのために、県内18市町村が山車を出展しました。長久手愛知県館、EXPOドーム、かきつばた池も合わせ、総勢107台が勢ぞろい。晴天の土曜日ということもあり、各会場は大にぎわいでした。
日本広場では、半田市から参加した「岩滑義烈組(やなべぎれつぐみ)」の石黒さんが「山車の車輪は松の原木1本分を使い、輪切りにして作っています。乾燥するとヒビが入るので、保存のためには山車をバラバラにして車輪を外し、塩水に付けておくんですよ」と話しました。岩滑義烈組は御福車と八幡車の2台を出展するため、この日深夜1時から朝7時までかかって組み立てたとのこと。150年以上も前に製造された山車を後世に引き継ぐ活動を続けています。
また、愛・地球広場では、大きな掛け声とともに山車を組み立てる作業や、折り紙の鶴が折られる小さな箱状の山車に来場者が見入る姿があちこちに。楽しい1日となりました。
愛知県ウィークは、24日の「まつりの華 愛知のこころ・粋」と、グローバル・ループを練り歩く「武者行列」に続きます。 (4月23日)
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