万博トピックス

　22日のイギリスデーは、イギリス皇室からヨーク公アンドリュー王子が出席し、盛大に開催されました。セレモニーが行われた長久手会場のEXPOドームは、日・英の国旗を振る観客でいっぱいに埋まりました。

　アンドリュー王子は、演台に立つと、前列に着席していたイギリスと日本の中高生たちを指し「グローバルな将来を担う両国の若者たちの顔を見ることができてとてもうれしい。愛・地球博から、大事な教訓を学び、どのように未来を生きていくのか、しっかりと考えてほしい。地球という大きな家族の一員であることを見つめ直してください」と、メッセージを伝えました。

　式典の後は、イギリスから来日した「ストンプ（STOMP）」の特別公演が繰り広げられました。「ストンプ」は、バケツやデッキブラシなど、あらゆるものを楽器に変える8人のパフォーマンス集団。舞台を飛び回りながらほうきを床にたたきつけたり、手足を打ち鳴らして、豪快にリズムを刻み続ける演技を見せました。ショーのところどころでは、巧妙でコミカルな動きで笑いと歓声を誘いました。また、観客を巻き込んでひとつの音を作り出すなど、会場全体がリズムの魔術に掛かったようでした。（4月22日）

【写真上】式典に出席したアンドリュー王子
【写真下】舞台でパフォーマンスを披露する「ストンプ」