ストーリーからセットまでの全てを石井竜也が自ら手がけた新しい総合芸術劇。妖精や精霊が繰り広げるパレードやダンス、CGで、森たちの聞こえない声や見えないものを表現し、自然からのメッセージを伝えます。
かつて緑に溢れていた古代の《深い森》は、人間たちの手によって壊されてしまい、コンクリートだらけの街へと変わって行ってしまった。
《深い森》に宿っていた精霊や妖精たちは、街の片隅に残された公園などのわずかな緑をたよりに、細々と生き長らえていた。
しかし、人間たちが新たに押し進めている街の再開発計画を知り、未だに人間の手が入っていないと言われている《手つかずの森》へと新しい場所を求め、彼らは、未来に希望を託すパレードを行った。
一方、《手つかずの森》に住む精霊たちは、人間と住む街からやって来る彼らを受け入れるかどうかを「森の精霊委員会」で検討し、ある条件を出す。それは精霊と妖精のダンス。本物の精霊・妖精なら美しく楽しいダンスが踊れるはずだから。
かくして、街の精霊・妖精たちによる<森林舞踏会>が華々しく繰り広げられる。
突然、《手つかずの森》に破壊音が・・・人間の欲望から生まれた悪魔「ヒッカミ」「ヒッコ」親子が、破壊機械「ジンマジン」を使って森を壊し始める。
ついに人間たちの勝手な行動に怒った《手つかずの森》を司る風の精霊「フーボー」は人間を滅ぼすしかないと決意する。それを聞いた街の精霊たちの長老「ヨーク」は、人間たちとの共存を説く。だが、話し合いをするにもその方法が見つからない。ついに「ヨーク」は最後の手段を使うことにした。<妖精は、人間に変身できる>そして<人間と話し合うことが出来る>・・・だが、どの妖精を選ぶか?そして「ヨーク」が選んだのは、人間の気持ちを理解しようと努めている「並木道の妖精・フェアリス」。人間に変身するともう、仲間の妖精・精霊の姿が見えなくなること、人間の世界でたった一人ぽっちになってしまうのではないか?悩む「フェアリス」に「ヨーク」がやさしく答える。
「我々の姿が見えなくて、もし君が妖精の心を見失いそうになった時には、君の耳元で鈴を鳴らそう・・・」この言葉に「フェアリス」は、人間たちに<森のこころ>を伝える使者になることを決意する!
開催 | 17:00~18:00(終了予定)/会期中の130日間を予定
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会場 | |
座席 | 座席指定はございません |
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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9月 | 4日開催
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5日開催
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6、13、20日開催 | 7、14、21日開催 | 8、15、22日開催
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2、9、23日開催
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3、10、24日開催
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9月の休演日 / 9月1日、11日、12日、16日、17日、18日、19日、25日