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ベルギー王国

公式参加者紹介

ベルギー王国国旗

基礎情報

  • 面積:3万528平方キロ
  • 人口:1031万人
  • 首都:ブリュッセル
  • 言語:オランダ語、フランス語、ドイツ語
  • 宗教:キリスト教
  • 通貨:ユーロ

パビリオン出展

ベルギー館

パビリオン展示イメージ

パビリオン展示イメージ

出展場所長久手会場 グローバル・コモン4

ナショナルデー・スペシャルデー

ベルギー王国デー

日付6月14日
開催場所EXPOドーム

国・機関の紹介

国際機関が集まる欧州の心臓 ビールやチョコレートが人気

ベルギーはオランダ、ドイツ、フランス、ルクセンブルクと国境が隣接する西ヨーロッパの国で、ドーバー海峡を隔て英国とも隣り合っています。オランダや、ルクセンブルクと合わせてベネルクス3国と呼ばれることもあります。
面積は、日本の四国の約1.5倍程度ですが、首都ブリュッセルには、北大西洋条約機構(NATO)や欧州連合(EU)など重要な国際機構の本部が集中しており、「ヨーロッパの心臓」とも呼ばれています。約160の外交・通商代表部で約2500人の外交官が勤務し、その規模はニューヨークに次ぎ世界第2 位の人数です。
南東部のアルデンヌ高地を除き、国土の大半はフランドル平地が広がる平野部。西部は北海に面し、海洋性気候で温暖ですが、日照に恵まれず、雨の日が多いです。
国内には10州がありますが、南北を5 州ずつに分ける言語境界線によって2つの地域に分かれています。この境界線は、ゲルマン民族とラテン民族の接点でもあります。
北側のオランダ語の方言でフラマン語(ゲルマン系)を話すフランドル地方では、フラマン語が公用語となっています。また、南側のフランス語(ラテン系)を話すワロン地方では、フランス語が公用語です。ブリュッセルはフランドル地方にありますが、フラマン語とフランス語の両方が公用語になっています。なお、ドイツに近い地域では、ドイツ語が使用されています。
ベルギーは世界有数のビール王国です。国内には約120の醸造所があり、ビールの銘柄は約800種類に上ります。国民1人当たりの消費量はドイツを上回ります。中世時代に修道院の僧が作り始めたのが発端とされ、ジャン1世が推奨したことも手伝い、各地で地ビール作りが盛んに行われるようになりました。代表的なのが世界中で愛飲されているピルスビールです。
また、お菓子がおいしいのでも有名。本場のワッフルのほか、チョコレートはゴディバ、ノイハウス、レオニダスなど日本でも有名なブランドが何種類もあります。
ワロン地方のトゥルネーにあり、12世紀に建築されたノートルダム大聖堂はロマネスク様式の代表的な建築物で世界遺産に登録されています。また、フランドル地方やワロン地方を合わせて約30ある鐘楼なども世界遺産に登録され、中世の佇まいを残した荘厳な建造物は観光客に人気があります。また、国内各地に古城があり、中には結婚式を挙げられたり、ホテルとして泊まれたりする城もあります。
北部の都市アントワープは世界のダイヤモンド取り引きの中心地です。世界のダイヤモンド原石の約70%がこの町に送り込まれて研磨されています。日本でアニメ化された童話「フランダースの犬」の舞台となったのも、このアントワープです。
クラシック音楽の新人演奏家の登竜門、エリザベート王妃国際音楽コンクールはブリュッセルで開催され、作曲部門やピアノ部門などで日本人も多く参加しています。
国名のベルギーは、古来、この地に住んでいたベルガエ族に由来します。
中世には、毛織物工業を背景にフリュージュなどが商業の中心地として繁栄。14世紀末以降、ブルゴーニュ公国、ハプスブルク家の支配下に置かれました。1815年のウィーン会議の結果、オランダに併合されましたが、1830年にベルギーとして独立宣言し、1831年にレオポルド1世が国王 フランドル地方では工業・サービス業が発達していますが、南部ではアルデンヌ高地を利用した肉に即位、立憲君主国となりました。
牛や乳牛の放牧による畜産業やビート栽培が盛んです。