出展場所 | 長久手会場 グローバル・コモン1 |
---|
日付 | 4月1日 |
---|---|
開催場所 | EXPOホール |
古代文明とイスラムの国シルクロードで日本と関係
世界屈指の産油国で、原油埋蔵量は世界第5位、天然ガス埋蔵量は第2位です。日本の輸入原油の約1割がイランから輸入されており、日本はイランの最大の輸出相手国です。西はイラク、東はアフガニスタンなどと国境を接し、南はペルシャ湾、アラビア海に面しています。
中央部から東部にかけては砂漠地帯で乾燥気候ですが、ペルシャ湾岸地方は高温多湿、北部のカスピ海沿岸地域は雨が多く森林や水田地帯が見られるなど、地形、気候は地域によって変化に富んでいます。
中東の国々の多くがアラブ人の国ですが、イランは中央アジアを起源とするアーリア人の国で、国名の「イラン」は「アーリア人の国」を意味します。1935年に国名を「ペルシャ」から「イラン」に改称しました。
イスラム教義に従い、女性は髪の毛を隠すスカーフや、肌を見せないようにコートの着用が義務付けられています。また、生活はイランの暦に従っており、新年は西暦の3月21日に始まります。
絨毯やカスピ海のキャビアは世界的に有名。ササン朝時代のガラス細工などの工芸品がシルクロードを経て日本にも伝わり、奈良の東大寺正倉院に収められています。日本にとってなじみの深い国です。