出展場所 | 長久手会場 グローバル・コモン1 |
---|
肥沃なデルタは生物の宝庫 水と緑に囲まれた川の国
インド亜大陸の東側にあり、ベンガル湾を望みます。11月から3月までが乾期、4月から5月までが小雨期、6月から10月までが雨期ですが、国民は6つの季節があると話します。ガンジス川の河口に位置するため、平坦なデルタ地帯を形成しており、草原に覆われた緑の国です。
南部には海抜0メートル地帯が多く、地球温暖化による海面の上昇で国土の一部が海に沈んでしまうという心配も出ています。無数の川が網目のように流れ「川の国」とも呼ばれるほど。一方、首都のダッカはバスやタクシー、乗用車、人、リキシャで埋まり、喧騒とエネルギーにあふれています。
紅茶とジュートの積み出し港として栄えた港湾工業都市チッタゴンの南にあるコックスバザールは世界最長の浜辺とされ、ベンガル湾に沈む夕日は格別の眺めです。南西部の湿地帯には世界最大級のマングローブ林「シュンドルボン」があり、ベンガルトラやワニ、カワイルカなど珍しい動植物の宝庫となっています。