出展場所 | 長久手会場 グローバル・コモン5 |
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日付 | 4月26日 |
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開催場所 | EXPOホール |
多様な自然と世界遺産も魅力 観光国としても発展
アフリカ大陸最南端に位置し、インド洋岸から標高3000メートル級のドラケンズバーグ山脈などの高地、高原が内陸部に広がります。平均高度は900メートルで、9月から2月までが春から夏、3月から8月までが秋から冬です。湿度が低く過ごしやすい気候で、最も日照時間が長い国のひとつです。
南アフリカの先住民はコイ人、サン人で、自然との調和を大切にして生活してきました。1932年、マプングブウェで12世紀頃の国王の宮殿や居住地の遺跡が残されているのが見つかり、「金のサイ」などの黄金製の副葬品が出土しました。マプングブウェは世界遺産にも指定されていますが、このほかにも、ドラケンズバーグにあるサン人が描いた岩壁画など、南アフリカには多くの世界遺産があります。
また、多様な自然にも恵まれています。「生きた化石」といわれるシーラカンスも1938年に世界で最初に発見されました。クルーガー国立公園など、野生動物を絶滅から救ってきた多くの動物保護区があり、近年、世界有数の観光国としても発展しています。数々の賞を受賞したワインの産地としても有名で、日本にも多くの種類が輸入されています。
金やプラチナなど鉱物資源も豊富です。これらは、世界でいちばん深い地下約4キロで採掘されています。南半球で最大の天体望遠鏡になるSALT02が現在建設中で、宇宙の謎の解明に役立つと期待されています。