「愛・地球博 環境アセスメントの歩みと成果
〜2005年日本国際博覧会環境影響評価の総括〜」発刊について
平成18年11月28日
(財)2005年日本国際博覧会協会
財団法人2005年日本国際博覧会協会は、平成10年4月の実施計画の策定から、平成18年10月の追跡調査(モニタリング調査:平成17〜18年度)結果の公表に至るまで約9年に及ぶ一連の環境影響評価について、その歩みと成果等を取りまとめ、このほど、下記のとおり「愛・地球博 環境アセスメントの歩みと成果 〜2005年日本国際博覧会環境影響評価の総括〜」として発刊致しましたのでお知らせします(別添参照
)。
記
- 「愛・地球博 環境アセスメントの歩みと成果」発刊の目的
本博覧会に係る環境影響評価において獲得された新たな知見、ノウハウ等が、21世紀における人類共通のモデルとなること、今後、環境影響評価を担当する行政職員、学術研究者等専門家のほか、同様な事業を計画する事業者をはじめ、環境影響評価に関心をもつ様々な人々に参考にしていただき、将来の類似の事業における環境影響評価手続きにおいて活用されることを期待するものです。
なお、「2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(予測・評価)報告書(その5)」及び「2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(モニタリング調査)報告書(平成16年度)」についての経済産業大臣助言(平成17年9月)においても同趣旨の、ご助言を頂いているものです。
- 印刷部数及び配布先
印刷部数:900部
主な配布先:全都道府県環境部局、愛知県内全市町村環境部局、経済産業省、環境省、環境アドバイザー委員等専門家 等
なお、本「愛・地球博 環境アセスメントの歩みと成果」は、博覧会協会ホームページ"http://www.expo2005.or.jp"にも全文を掲載し、一般の方々にも広く活用頂くこととしている。
- 「愛・地球博 環境アセスメントの歩みと成果」自体の環境配慮
この「愛・地球博 環境アセスメントの歩みと成果」は、本文:市場回収古紙100%、表紙: 間伐材由来パルプ10%、市場回収古紙パルプ80%、製材廃材由来パルプ10%を使用した紙に、ソイインキ(基準以上の大豆油を含むインキ)により印刷している。
- 「愛・地球博 環境アセスメントの歩みと成果」の構成
「愛・地球博 環境アセスメントの歩みと成果」は、次により構成されている。
- 2005年日本国際博覧会環境影響評価の概要
・実施の背景と流れ
・環境影響評価と会場計画検討の経緯
・環境影響評価において実現が求められた5つの目標と本報告書との対応
- 幅広い意見聴取の実施
・住民意見の募集と意見交換
・専門家会議の設置と検討の過程
・環境情報の公開
- 新しい環境影響評価項目の選定と調査・予測手法
・環境影響評価項目の中から、特徴的な技術を導入して実施した代表的な調査・予測手法の概要と解説
- 環境保全措置の検討と総合評価
・環境影響評価で検討し、実施した環境保全措置
・時系列的複数案比較による総合評価
- 環境影響評価で実施した追跡調査
・計画熟度に対応して実施した追跡調査(予測・評価)
・事後調査としての追跡調査(環境モニタリング調査)
・予測結果とモニタリング調査結果が乖離した項目に関する検討
- 環境影響評価の成果活用と住民参加
・環境影響評価情報の積極的活用
・住民の環境保全措置や調査等への参加
- 長期的地域整備事業との連携
・本博覧会と長期的地域整備事業との技術面及び手続き面での連携
※技術面等詳細のお問い合わせや博覧会協会への連絡は、下記にお願いいたします。
(財)2005年日本国際博覧会協会 環境管理室 永井(敏)、磯谷
〒450-0002 名古屋市中村区名駅3-15-1 名古屋ダイヤビルディング2号館4階
E-mail kankyokanri2@expo2005.or.jp
電話 (052)569−2735
FAX (052)569−3353
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