物品譲渡の状況について

物品の譲渡につきましては、前回の記者会見（1月23日）で報告をさせていただいた以降、3回目の一般公募（平成18年2月7日締切）を実施するなどし、調整を図ってまいりましたが、その後の状況については以下のとおりです。

1．譲渡決定概要

譲渡物件：　前回506品目　18,402点→今回611品目　22,307点
　　　　　　　（決定率　前回73.4％→今回89.0％）
譲渡先　：　前回26府県→今回変更なし
　　　　　　　前回76市町村（県下72市町村、他府県4市町村）→今回変更なし
　　　　　　　一般公募分（有償）　民間事業者及び個人　前回112件→今回120件
（参考）第3回一般公募を行った物品は、譲渡先が決定していなかった物品を含めて
　　　　　特高受変電設備・産業廃棄物処理設備を始め　21品目　300点

2．主な物品譲渡の状況

（1）迎賓館使用食器類
　　　　・名古屋市内民間美術館へ博覧会記念品として展示のため一式譲渡
　　　　　食器皿　　　　15品目　　　　　21点
　　　　・名古屋市内ホテルへ有償譲渡
　　　　　食器類　　　　98品目　　　　　3,505点（60セット分）
（2）迎賓館、レセプションホール内厨房設備
　　　　・名古屋市内ホテルへ有償譲渡
　　　　　厨房機器　　　5品目　　　　　 81点
（3）その他（折衝中）
　　　　・産業廃棄物処理設備、特高受変電設備、ささしまビジョン、冷水発生装置

3．物品以外の譲渡の状況

外国パビリオン
（1）インド館・韓国館　9モジュール　（合意済）
　　名古屋市本社の家具メーカーが製造工場として使用予定。
　　4月初めにインド館、5月中旬に韓国館を解体引渡予定
（2）カタール館　　　　2モジュール　（合意済）
　　神奈川県本社の金属塗装業者が金属表面ダイヤモンドコーティング工場
　　として使用予定
　　引渡時期は未定。
（3）オーストリア館　　2モジュール　（合意済）
　　豊明市本社の金型製造メーカーが製造工場として使用予定。
　　引渡時期は未定。
（4）その他については交渉中

4．今後の予定

今後撤去工事スケジュールとの調整が困難となるため、第3回一般公募を最終譲渡として、以降はリサイクル及び廃棄を前提に処分を行う。