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プレスリリース/協会からのお知らせ

地球市民村の名称使用等について

2006年2月20日
(財)2005年日本国際博覧会協会

地球市民村は、協会企画事業として、NPO/NGO30団体の参加を得て実施され、愛・地球博の会期中に約211万人の来場者を迎え、その名称は広く認知されるに至りました。
閉幕後、地球市民村に参加したNPO/NGOは、愛・地球博において得られた成果を活用し、それぞれ事業展開を拡大しつつある一方、人口に膾炙した地球市民村の名称と愛・地球博への参加で得られたネットワークを活用し、地球市民村を冠称したイベントを再開催する動きも出てきております。

そうした状況を受け、博覧会協会では、「地球市民村」の名称が引き続き各方面で使用されることにより、愛・地球博の記憶が想起され、その基本理念が広く継承発展されることを願って、今後、次のような基準に合致する活動について、その名称の使用を承認することと致します。

  • 「地球的課題の解決」、「持続可能な社会」または「持続可能な開発のための教育」等、愛・地球博及び地球市民村が掲げた理念をテーマとした活動であること。
  • 活動主体に確実な事業実施能力があると認められること。
  • 活動主体は2以上の団体から構成されること、この中に、「地球市民村」への参加団体の少なくとも一つが参加すること、または活動主体に対して協力がなされていること。

なお、それに伴い、本年1月16日付けで「地球市民村」の商標登録を出願したところです。

また、会期中に地球市民村への来場者に対し無償で配布された参加団体の活動や理念を紹介した書籍『私にできることは、なんだろう』は、全国約300校に上る小・中・高等学校で教材として使用され、更なる取得希望が寄せられております。
博覧会協会では、そうした状況を鑑み、この程、絵本『モリゾーとキッコロ』の出版に携わった(株)アスコムからの提案を受け、本書籍を出版することと致しました。
初版予定発行部数は10,000部。予定本体価格は1,000円。2006年3月15日より全国の主要書店にて販売開始予定です。


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