愛・地球博長久手日本館「地球の部屋」の移設について
平成18年1月18日
(財)2005日本国際博覧会協会
2005年日本国際博覧会(愛・地球博)で、会期中、長久手日本館に設置し、来館者に親しまれた世界初の360゜全天球型映像装置「地球の部屋」について、(独)国立科学博物館からの移設の希望を受け、あらためて国立科学博物館上野本館にて展示上映を行っていくこととなりました。
1.「地球の部屋」の概要
「地球の部屋」は、直径12.8m(実際の地球の約100万分の1の大きさ)の球体の内側の壁を全てスクリーンとして、来館者は中空のブリッジ上から360゜の映像と音響に包み込まれるように観覧できる世界初の映像システムです。
会期中は、私たちの棲む地球の美しさをあらためて感じてもらえる場とし、地球環境をテーマとする愛・地球博に相応しく、蒼い水の惑星=地球の美しさ、地球そのものが持つ生命力、地球エネルギーの素晴らしさを感じていただき、185日間の愛・地球博会期中に約300万人の方に親しまれました。
2.移設及び運用計画
現在行っている国立科学博物館上野本館の改修工事に合わせ、本館地下1階に移設し、今年秋頃から運用開始する予定です。
3.日本館の建築・展示資材のリユース
日本館では、循環型社会をテーマとした2005年日本国際博覧会(愛・地球博)にふさわしく、閉幕後も「地球の部屋」の移設など可能な限り日本館で使用した建築・展示資材のリユース(再使用)が図られるよう努めており、明日19日(木)正午から、建築・展示資材の二次利用者を募るため、ウェブサイト「リユース日本館」において第二次入札を開始します。
(http://www.reuse-nippon-kan.jp/)
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