EXPO 2005 AICHI JAPAN
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テーマの深化と新たな行動喚起

リユースを前提にして作られたモジュール(グローバル・コモン)

いままでの万博は、各国が自由な発想で奇抜なパビリオンを建設していましたが、愛知万博では全ての国に再利用(リユース)がしやすいモジュール方式と呼ばれる構造物の使用をお願いしました。モジュール方式とは、縦18m・横18m・高さ9mのユニットを協会が建設して各国に提供するシステムで、一定のルールの下で各国は内外装に個性を発揮することができます。参加国の規模によって、1モジュールに複数の国が参加したり、また一つの国で5つのモジュールを結合して使用しているところもあります。このモジュール方式を採用したことにより、費用負担の面からもより多くの国が参加しやすくなった、といえます。

このモジュールは万博閉幕後、解体してリユースしていきます。倉庫や資材置き場としての利用などが見込めます。各国がバラバラに設計した場合と比べて、リユースできる部材の比率は格段に高いと予想しています。巨大な建築スクラップの発生を避けるための新しい考え方の取り組みでもあります。3Rを目指したこのモジュールの採用は一見地味に感じられますが、これからの環境の時代を先取りした方式と言えるかもしれません。

リユースを前提にして作られたモジュール

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