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テーマの深化と新たな行動喚起

障害者等ITバリアフリープロジェクト

障害者等ITバリアフリープロジェクトの概要

障害者等にとってやりがいのある社会、生きがいのある社会を実現するためには、社会への参画をより容易にするための「移動」を支援することが重要です。しかしながら、現状は数多くの移動支援システムが個々に開発・運用されており、互換性や利便性に多くの課題が指摘されています。本プロジェクトはこうしたシステムを統合的に利用可能な利用者端末の開発と共通仕様の標準化を行い、当該システムの実用化と普及促進につなげることを目的としています。

本プロジェクトで開発した移動支援システムは携帯電話を中心に各種システムを統合した利用者端末で、利用者の現在位置周辺の情報や目的地までの経路を誘導する情報等を携帯端末に表示したり、音声によって通知したりします。これにより、視覚障害者や聴覚障害者、高齢者等が安全かつ安心でスムーズな移動ができるようになります。

博覧会会場では、土日、祝祭日を除く6月21日〜8月25日に西ゲートから西エントランス、日本広場付近に実験ルートを設け、だれでも体験できるデモンストレーションを行ないました。

障害者等ITバリアフリープロジェクト
万博会場内で実証実験実施(西ゲート〜日本広場付近)

プロジェクトの目的と意義
1.既存システムと互換性を持つ利用者端末の開発
  主な歩行者移動支援システムを一台で利用可能とする利用者端末を開発します。
2.新たな技術・システムの導入
  RFIDによる測位や携帯電話との融合等、システムへの新技術導入を積極的に行います。
3.仕様・規格の標準化推進
  スムーズで効率的な研究開発やシステムの早期実用化と普及促進等を目的として仕様・規格の標準化活動を推進します。

 

赤外線(IR)やFM波など既存技術の積極的な活用はもとより、GPSやRFID、携帯電話、インターネットなど新たな技術を積極的に導入

赤外線(IR)やFM波など既存技術の積極的な活用はもとより、
GPSやRFID、携帯電話、インターネットなど新たな技術を積極的に導入

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