通常の鋼板屋根に水を張ると球状になりますが、光触媒である酸化チタンを塗った鋼板の上では、水の表面張力が小さくなり、球状にならないで薄い膜になります。そのため太陽光による蒸発が早くなり、周囲の気化熱を奪って、屋根の裏側の室内温度をより早く下げるように働きます。日本政府館では、気化熱が最大になるように流す水量を調整して実施します。そして、その効果を測定し、データを公表していきます。
光が当たると超親水性を発揮 (親水性の反対は撥水性)
薄い水膜→蒸発しやすい→気化熱を奪う→温度を下げる
水を流して実験中(長久手日本館)
水滴にならない
水滴になる
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