明治から現代までの飛騨を、「女性」という切り口で取り上げ、女性をとりまくさまざまな資料を展示し、来館者参加型の展覧会を開催します。
展覧会期間中には、体験教室や各種講演会など、さまざまな関連イベントを行います。
小さいお子様からご高齢の方まで、お楽しみいただける企画を実施します。皆様のご来館をお待ちしております。
明治6年、富田礼彦が飛騨国の産物などを各村ごとに記載した『斐太後風土記(ひだごふどき)』が発行されました。この書は飛騨国の伝説や民俗にも言及し、イラストなども掲載されており、江戸時代末期の飛騨の様子を知ることができる貴重な資料です。
飛騨・世界生活文化センターでは、「ミュージアム温故知新」の常設展示資料として、また、季刊誌『ひだの散歩道』の研究資料として、『斐太後風土記』を活用してきましたが、平成17年度自主企画展では『斐太後風土記』の時代から現代までの飛騨を、「女性」という切り口で取り上げます。
明治以降、めまぐるしく変わる社会の変化の中で、明るく、前向きに生きた飛騨の女性たちにスポットを当て、彼女たちの足跡を確認し、飛騨各地域の女性たちを取り巻く文化を展示・体験教室・講演会などで紹介します。
お子さまから高齢の方まで、楽しみ、懐かしんでいただける展覧会です。
2005年7月16日(土)~9月11日(日)(52日間)
毎週火曜休館
高山市千島町900-1
飛騨・世界生活文化センター
ミュージアム温故知新 2F企画展示室
一般320円、大学生110円、高校生以下無料
財団法人 岐阜県産業文化振興事業団
飛騨・世界生活文化センター
TEL:0577-37-6111(代)
FAX:0577-35-2251