「バイオラング」シンボルマーク
愛・地球博のテーマ「自然の叡智」を具現化した
新しい発想の都市装置であるバイオラング。
そのバイオラングが実現する心地よい都市環境をイメージしたシンボルロゴです。
バイオラングは、バイオ(生物生命の)とラング(肺)という二つの言葉をかけあわせた造語であり、植物の力で都市を呼吸させるという本プロジェクトのコンセプトを表現した言葉です。
このバイオラングという言葉やコンセプトを21世紀の地球社会、特に世界中の都市に発信するために、バイオラングのシンボルデザインは、「BIOLUNG」という文字をシンプルに活用したロゴタイプ型のデザインとしました。
ロゴタイプのデザインテーマは、「都市の呼吸」です。
バイオラングによる都市の呼吸は、水と光と空気を循環させる植物の「光合成」によってもたらされます。その光合成の主役である「葉」をワンポイントに活用しながら、緑化壁に吹く爽やかな風、そして植物が持っている有機的なラインを表現した、柔らかい印象の書体で構成しました。
田村至(タムラ・イタル)
昭和35年5月24日 東京生まれ
千葉大学工学部工業意匠学科卒
株式会社アイドマ
クリエイティブ・ディレクター
「愛・地球博」愛称ロゴマークも手がける。
平成17年2月21日
(財)2005年日本国際博覧会協会
季節折々の花と緑で飾られ、未来型の都市空間を提案する緑の壁「バイオラング」は、来場者に美しさやにぎわいの場を提供する一方、デイリーイベントの最後を飾る幻想的なショー「バイオラングシンフォニー」で“呼吸する緑の壁”を演出します。
さまざまな生命が植物の呼吸の中で生まれ、そして育まれています。
その生命の源になる「呼吸」をテーマに毎晩10分間、映像と光、ミスト、そして音楽を組み合わせた幻想的なショーによって、“呼吸する緑の壁”バイオラングを来場者に体感していただき、愛・地球博のテーマである「自然の叡智」を感じていただけます。
「バイオラングシンフォニー」~環~
生命の呼吸
毎晩20:45~20:55
音楽は、水をたくわえ植物を育む大地をイメージした植物への賛歌。
大地の声を声明(しょうみょう)で表現し、生命の「呼吸」をイメージした映像と光、ミストによる幻想的なショーを繰り広げます。
音楽 | 作曲家 大沢みずほ 、 高野山声明の会 声明 (各プロフィール参照) |
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映像 | バイオラングとエキスポビジョンを一体化させ、バイオラングが水をたたえ、光を受け活発に息づき、再び静寂していく展開 |
光 | バイオラングスクリーンに設置のLED約630個 |
ミスト | バイオラングスクリーンに設置のノズル約1,500本 |
平成17年2月21日
(財)2005年日本国際博覧会協会
愛・地球博のセンターゾーンに設置される、世界最大級の緑化壁「バイオラング」のアンバサダーを女優の原田夏希さんにつとめていただくことになりました。
ヒートアイランド現象や地球温暖化など、環境問題の解決への提案や、人間に優しい花と緑の都市環境を創出する「バイオラング」プロジェクトを応援していただきます。
「バイオラング」のイメージキャラクター的な位置付けとして、緑が人に元気を与えるように、原田さんの元気さで、植物と暮らす社会の必要性を幅広くPRしていただく。
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