2005年5月19日
(財)2005年日本国際博覧会協会
(財)2005年日本国際博覧会協会は、「ユカギルマンモス・シンポジウム」および「マンモスこどもセミナー」を、6月18日(土)に、愛・地球博 長久手会場内ロータリー館ホールにおいて開催いたします。
愛・地球博のテーマ館「グローバル・ハウス」において、冷凍状態の標本や全身復元模型が展示されているユカギルマンモスの学術研究は、国際共同プロジェクトとして取り組まれています。
第一段階の成果を発表する第1回シンポジウムを、昨年11月に、ロシア連邦・サハ共和国ヤクーツク市において開催しました。今回のシンポジウムは、第2回にあたり、ユカギルマンモスについての最新の研究成果を発表するものです。
日本やロシアをはじめ、アメリカ、エリトリア、オランダ、フランスなど、世界各地から、マンモス関連分野の研究者の参加が予定されています。ユカギルマンモスは非常に貴重な標本であり、研究成果への一般の関心も高いことから、公開シンポジウムとして開催いたします。また、シンポジウム開催にあわせ、国内外研究者と子供の交流の場として、「マンモスこどもセミナー」を同日に開催いたします。
「ユカギルマンモス・シンポジウム」および「マンモスこどもセミナー」とも参加は無料ですが、会場内での開催のため、愛・地球博入場券が必要となります。
シンポジウムは、招待講演「ユカギルマンモスの最新研究成果」、テーマセッション「マンモス動物群の絶滅をめぐって」、ポスターセッション(ポスター掲示形式の研究発表)から構成されます。
こどもセミナーでは、子供達からマンモスについての質問を募集し、専門の研究者に直接尋ねて回答を得る、学習の機会を提供します。
10:30~12:00 | マンモスこどもセミナー「マンモス 10の質問(仮題)」 |
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(休憩) | |
13:00~13:10 | ユカギルマンモス・シンポジウム開催挨拶 |
13:10~15:10 | 招待講演「ユカギルマンモスの最新研究成果」発表予定者および発表予定テーマD.サビノフ(サハ共和国科学アカデミー・北方応用環境研究所)サハ -ユカギルマンモスのふるさとモル(セルポレックス/マムーサス)ユカギルマンモス研究成果のまとめファンヘール(アムステルダム大)ユカギルマンモスの暮らした環境鈴木直樹(東京慈恵会医科大)非破壊三次元計測による形態の研究1小澤智生(名古屋大)ミトコンドリアDNAによる系統解析ティホノフ(ロシア科学アカデミー・動物学研究所)まとめ:マンモス研究史上の意義 |
(休憩) | |
15:30~16:30 | テーマセッション「マンモス動物群の絶滅をめぐって」 マクフィー(アメリカ自然史博物館)ほか |
16:30~17:30 | ポスターセッション(ポスター掲示形式での研究発表)説明 |
(財)2005年日本国際博覧会協会 協会事業管理室
「ユカギルマンモス・シンポジウム」係 または 「マンモスこどもセミナー」係
E-mail:
mammoth@expo2005.or.jp
FAX:0561-61-7699
以 上