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中国文物「遣唐使留学生・井真成墓誌」展示について

2005年5月12日
(財)2005年日本国際博覧会協会


 昨年(04年)10月に中国において公表されたことで、その発見・存在が知られることになった表記の文物について、この度、中国政府の同意と協力を得て、愛・地球博において展示を行うこととなりました。

 本墓誌は、その碑面の記載内容から、中国唐王朝玄宗皇帝の時代、日本から派遣された「遣唐使留学生・井真成(正・申請 (注)読み方は諸説あります)」が36歳(西暦734年)で志半ばにして都長安で没したこと、その在世中の活躍を賞して、死後、皇帝より官位を贈られたことなど、日本と中国の当時の交流をつぶさにみてとれる貴重な文物です。また、「井真成」の生国が「国号日本」と記述され、我が国を「日本」と表記した現存最古の資料であるなど学術的にも価値の高い資料です。
 本墓誌は、日本と中国との両国間における約1300年前の友好交流の歴史を物語る貴重な実物資料として、まず、5月19日がナショナルデーとなる中国パビリオンでオープニングの展示を行い、その後「地球大交流」をテーマのひとつとするグローバル・ハウス(オレンジ ホール)に下記の期間展示することとしています。

1.展示期間

  1. 中国館:5月15日(日)~5月20日(金)
  2. グローバル・ハウス(オレンジ ホール):5月21日(土)~7月3日(日)
    (※)その後、日本国内では、東京国立博物館・奈良国立博物館・九州国立博物館において順次展示公開される予定です。

2.展示品詳細

詳細は 別紙 PDFに。

3.その他

本展示のオープニングを記念して、5月14日19:00~ 中国館内においてセレモニーを行います(※詳細は、中国館にご照会下さい)。

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