平成17年5月12日
(財)2005年日本国際博覧会協会
(財)2005年日本国際博覧会協会は、5月14日(土)に、協会企画事業である「地球市民村」”NGO Global Village”において、最近「カブトムシ特区」で話題の久留米自然カブト虫牧場の内田龍司さんの協力を得て、カブトムシを活かした環境学習プログラムを実施します。
子どもたちに人気のカブトムシですが、地球市民村では、カブトムシの飼育・観察をきっかけに、生命の大切さと自然の不思議さに気づくとともに、生き物を飼育する際のモラルや里山保全の重要性について学ぶ環境学習の場を作ります。地球市民村に出展する自然環境系の参加団体の協力も得て、「学習プログラム」を検討してきました。当日は、育て方をよく説明し、希望者には飼育セット(合計300名まで)をプレゼントし、責任を持って最後まで育てていただく予定です。
カブトムシは、内田龍司さんが、堆肥の中で自然繁殖した幼虫を提供してくれます。
概要は下記の通りです。
記
「カブトムシの秘密を知ろう!」
(幼虫の飼育を希望する子ども(15歳以下)には、飼育セットをプレゼントします。各回先着50名まで)
2005年5月14日(土)次の時間帯で6回。各回30分程度。
地球市民村 交流と体験ゾーンの自由の広場横
久留米自然カブト虫牧場代表。酪農家。
1952年福岡県生まれ。乳牛85頭を飼養する傍ら、27年間にわたって「野積み堆肥」を利用して繁殖させたカブトムシの幼虫を、全くの無償で小学校や幼稚園・保育園など全国の子どもたちに贈り、笑顔と希望を与え続けてきた。
昨年、「家畜排泄物処理法」の完全施行で堆肥の野積みができなくなると活動を続けられなくなる、と「構造改革特区」を個人で申請し、多くの提案の中から認められた。「カブトムシ特区」として各メディアにも取り上げられた。
カブトムシの幼虫は、健全なえさを食べた安全な乳牛の堆肥により多く宿り、さらに堆肥を豊かにして有機農業にも貢献することから、安心できる農産物を証明し、地域の循環型農業を促進するためにも、ますます熱心に活動を展開している。
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