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グローバル・ループ上におけるドライミスト装置の設置について

2005年5月12日
(財)2005年日本国際博覧会協会


 来場者の方々が多く行き来するグローバル・ループにおいて、夏季の暑さ対策としてドライミスト装置を設置いたします。
 ドライミストを噴射することにより、ミストが蒸発する際の気化熱で周囲の温度が2~3度下がる効果があります。噴射するミストは水滴となって人にかかって不快感を与えることの無いよう、大気中で蒸散する微少粒径のものです。
 このドライミストの噴射は、周囲の気候に応じて自動制御されます。


1.設置エリア

ループ上の両サイドに日よけがあるエリア

2.構 造

ミストノズル12個を等間隔に縦列に配置したパイプを日よけ支柱上部(高さ約3m)に据付ける。
ノズル総計:ノズル12個×支柱152本=1824個

3.自動制御によるミスト噴射条件

  1. ループ上に設置する温度計により、10分以上27℃を超えたときに起動し、25℃を下回ったときに停止する。
  2. システム稼働中において、湿度が80%を超えた場合は自動停止し、湿度が70%を下回った場合は再起動する。
  3. システム稼働中において、風速(10分平均)が3m/sを超えた場合は5分自動停止し、5分後に風速が3m/sを超えない場合は再起動する。
  4. システム稼働中において、センサーが降雨を感知した場合は自動停止し、日射が800w/平方メートルを超えた場合は再起動する。

4.スケジュール

7月1日より稼働開始予定

添付資料