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『2005年日本国際博覧会情報通信システム事業』に係る応募書類の提出について

財団法人2005年日本国際博覧会協会(以下「本協会」という。)は、愛・地球博の会場において博覧会事業の運営に伴う情報通信システムを計画しています。
つきましては、情報通信システム設計・施工、運用・保守等の事業方法及び事業者を公募型プロポーザル方式により決定致します。このプロポーザルを提出していただく方(競争参加招請者)を、この競争に参加を希望される応募者の中から選定致します。つきましては、競争参加者を次のとおり募集します。

1. 事業の概要

(1) 事 業 名

  2005年日本国際博覧会情報通信システム事業

(2) 事業場所

  2005年日本国際博覧会青少年公園地区内、及び海上地区内

(3) 事業内容

1. IT事業のプロジェクトマネージメント
(IT事業全体管理と各コンテンツ・各システムの管理)
2. コンテンツ開発・制作・運用
3. 各システムの設計・施工、運用・保守
4. 会期中の情報センター機能の運用
5. 設備調達・技術協力のプロモート

(4) 情報通信システム概要''

1. 情報サービス系

1) 映像情報配信システム
2) 文字情報配信システム
3) パビリオン待ち時間システム
4) BGM放送システム
5) 情報公開システム
6) 大型映像装置
7) 文字表示盤
8) PDP端末
9) コンテンツ作成

2. 博覧会運営系

1) 共通LANシステム
2) コミュニケーションシステム
3) 運営イントラネットシステム
4) 営業管理システム
5) 経理システム
6) PC端末
7) セキュリティシステム
(会場情報カメラシステム・防犯センサーシステム等)
8) 入場証・通行管理システム

なお、上記システムは本協会にて検討しているシステムですが、上記システムに拘らず、プロポーザルの際にシステム追加等についての技術およびコンテンツに関する提案を求めます。但し携帯電話を利用した情報サービスについては必須で提案を求めるものとします。
(但し、高度道路交通システム、入場券ゲートシステム、物流システム、警備用・アテダント用無線システム、消防指令システム、会場外映像設備、入場券連携システムについては別途検討のため今回の提案範囲から除くものとします)

(5) 事業期間(予定)

1. 設計・施工:契約締結の翌日から、平成17年3月24日まで
2. 運用・保守:平成17年3月25日から、平成17年9月25日まで

2. 応募資格

単独企業又は共同企業体とし、次のすべての条件を満たす必要があります。
(共同企業体の構成員の数は問いません)

(1) 日本国の建設業法(昭和24年法律第100号)に基づく電気通信工事の許可を取得していること。

(2) 財団法人2005年日本国際博覧会協会の一般競争(指名競争)参加資格のうち電気通信工事の認定を受けている方。

(3) 国内外の博覧会及び観光施設・テーマパークの事業主体が発注した情報通信システム、または大規模事業の情報通信システムの構築を一括して元請として行った実績があること。

(4) 次のシステムのシステム設計から据付・調整まで元請として実施した実績を有すること。
1. VLANを利用した大規模ネットワーク(接続スイッチ数:100台以上)
2. イントラネット(端末数:300台以上)
3. IP-PBXの利用した大規模電話網(電話端末数:200台以上)
4. POS端末を利用したPOS管理システム(端末数:100台以上)
5. 映像端末に対して映像情報をライブ配信するシステム(端末数:20台以上)
6. 屋内外BGMシステム(スピーカ数:200台以上)
7. 警備カメラシステム(カメラ数:50台以上)
8. 入退場管理システム(管理対象者:500人以上)
9. ホームページサイト構築(アクセス数:10万件以上/月)
(ホームページサイトにつきましては元請としての実施実績の他に、自社公式ホームページサイトの実施実績も対象範囲とする)

(5) 共同企業体の構成員としての条件
2以上の共同企業体の構成員として重複参加しないこと。

3. 応募書類の作成及び提出に係る事項

(1) 応募書類作成要領入手方法

応募書類作成要領は次の場所において無償で配付します。なお、郵送、FAXでの配付はいたしません。

配布窓口: 財団法人2005年日本国際博覧会協会 調達グループ 契約チーム
〒450-0002 名古屋市中村区名駅三丁目15-1 
名古屋ダイヤビルディング2号館4階 電話 052-569-2079(直通)                         
配布期間: 平成15年3月14日(金)~平成15年3月26日(水)
午前10時~午後5時までとします。(土、日、祝日は、除く。)

(2) 応募書類の作成及び提出方法

応募書類作成要領に示す様式及び留意事項に基づき作成し下記の受付場所へ期限までに持参してください。提出部数は1部です。
なお、郵送又はFAXでの提出は受付けません。

提出場所:上記3. (1)の配布窓口と同じ
提出期限:平成15年3月27日(木) 午後3時までとします。
(土、日、祝日は除く。)

(3) 応募書類に用いる言語、通貨及び単位

日本語、日本国通貨、日本の標準時及び計量法(平成4年法律第51号)に定める計量単位

4. 競争参加資格の確認

提出された応募書類について2.応募資格を満たしているかの確認を行い、応募資格が有ると認められた方(以下「競争参加招請者」という。)には3.(2)の提出期限から概ね5日以内に「技術提案・価格提案依頼書」を送付します。また応募資格が無いと認められた方についてもその旨通知します。

5. 技術提案及び価格提案の提出

(1) 技術提案作成要領の説明会

競争参加招請者を対象に以下の日程で技術提案作成要領等の説明会を開催致します。(開催日・場所は予定、別途通知します)

開催日:平成15年4月4日(金) (予定)
場 所:財団法人2005年日本国際博覧会協会 
名古屋事務所 会議室 (予定)

〒450-0002 名古屋市中村区名駅三丁目15-1 
名古屋ダイヤビルディング2号館                          
この説明会への参加によりプロポーザルへの参加の意思表示と見なします。なお、説明会の出席者は競争参加招請者ごとに8名までとします。

(2) 技術提案及び価格提案の提出方法

競争参加招請者は、当協会が別途指定する期限(概ね30日の期間)までに技術提案及び価格提案を下記の提出場所へ持参してください。提出期日、提出部数については別途、4.の「技術提案・価格提案依頼書」に記載し通知します。
なお、郵送又はFAXでの提出は受付けません。
提出場所: 上記3. (1)の配布窓口と同じ

(3) 技術提案及び価格提案のプレゼンテーション及びヒヤリングの実施

技術提案及び価格提案提出者を対象にプレゼンテーション及びヒヤリング会を開催致します。
日時、場所については別途、4.の「技術提案・価格提案依頼書」に記載し通知します。

(4) 契約相手方の決定方法-1

技術提案の評価は、提出された技術提案書及びプレゼンテーション、ヒアリング、価格をもとに「技術提案書作成説明書」に記載する評価方法に基づいて公正、公平な審 査を通じて適切に行います。

(5) 契約相手方の決定方法-2

5. (4)の過程において、各提案者から提出された提案をもとに仕様条件の再統一、仕様の修正、新規提案の仕様追加 等を行う場合があります。その場合、各提案者に対し当該価格提案を修正し、再提出を求めることがあります。

6. 契約相手方の決定

上記の契約相手方決定作業により、総合的にもっとも優れた提案を提出した者を契約交渉相手とし、契約内容に合意すればその内容にて契約を締結します。

7. その他

(1) 提出された応募書類は、返却しません。

(2) 応募書類の作成及び提出に要する費用は、提出者の負担とします。

(3) 提出された応募書類は、情報通信システム事業の仕様の決定等に本協会が無償で使用できることとします。

(4) 応募書類作成に関する問合せ先及び問合せ時間

問い合わせ先: 財団法人2005年日本国際博覧会協会 
調達グループ 契約チーム
〒450-0002 名古屋市中村区名駅三丁目15-1
名古屋ダイヤビルディング2号館
電話 052-569-2079(直通)

問い合わせ時間:応募書類提出期限の前日までの午前10時~午後4時までとします。(土、日、祝日は除く。)

愛・地球博における情報通信システムの構築・運用の考え方について

愛・地球博は、21世紀初の国際博覧会として、時代の先端的な社会モデルとなる文化・文明の創造と提案をし、多様な文化と価値観が共存する地球社会構築の契機となり、人類が直面する課題解決に向けてのメッセージを日本から世界へ、現在から未来へ発信することを目的に開催いたします。

愛・地球博では、世界百カ国の参加と会期中1500万人の集客を目標としています。
愛・地球博はメインテーマを「自然の叡智」とし、自然が有している素晴らしいしくみ、生命の力に学んで創る新しい文化・文明の在り方を、世界中の人々との多彩な交流を通じて提示することを目指しています。また、メインテーマの展開方向としてサブテーマの一つを「宇宙、生命と情報」とし、これからのコミュニケーションと技術を追求することを目指しています。

愛・地球博では、開催目的の達成、メインテーマ、サブテーマを具現化するための一つの重点事業としてIT事業を位置づけ、会場運営と来場者サービス、展示・催事、交通アクセスなどにITの徹底した活用と新たな実験を行なうこととしています。

以上を踏まえ、愛・地球博におけるIT事業の基本スタンスを以下の3つとします。
(1) 愛・地球博に来場する人々への安全・安心そして快適な情報環境とサービスの提供
(2) 愛・地球博に参加する国や国際機関、出展者、催事参加者、市民への充分なインフラの提供と参加者同士の交流、表現を促進するしかけ
(3) 21世紀の最先端情報社会のあり方を提示する実証実験の展開

また、愛・地球博における情報サービス及びシステムを構築していく上で、以下を重点配慮事項とします。
(1) ブロードバンド時代のインターネット技術、デバイス技術、コンテンツへの実践
(2) 「いつでも、どこでも、だれでも」を実現するユビキタス&ユニバーサルな情報サービスの展開とそれを支えるシステムの構築

愛・地球博における情報通信システムの構築と運用に関わる公募では、愛・地球博の開催目的、テーマを充分にご理解いただき、重点事業としていくための創意工夫と、185日間の業務を安全かつ効率的に推進するための智恵を積極的にご提案いただくことを期待しています。

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