「ウェルカムハウス（Welcome House）」の設置について
（財）2005年日本国際博覧会協会では、「愛・地球博」瀬戸会場ゲートゾーンに「ウェルカムハウス（Welcome House）」を設置いたします。
ここでは、「愛・地球博」へ来場された皆様に「市民プロジェクト」を始めとする瀬戸会場で催される様々なイベントを紹介します。
具体的には、海上の自然の大切さや市民プロジェクトの紹介コーナーを設けるほか、市民の運営による「市民放送局」とケーブルテレビのスタジオを設置します。世界に向けた「愛・地球博」の情報を発信するとともに、世界から「愛・地球博」に対するご意見やご感想が寄せられる拠点となり、地球大交流を実践するショールームとなります。
瀬戸会場に入場された皆様が初めて出会う「ウェルカムハウス（Welcome House）」。建物本体は、解体・リユースを前提とする木造平屋建て、丸太を柱とし壁は土壁風。内部は土間（硬化土）に仕上げ、一見、太古の家を彷彿させる佇まいです。
来場された皆様が、愛・地球博のテーマである「自然の叡智（Nature’s Wisdom）」を目一杯実感できるようデザインされています。
「ウェルカムハウス（Welcome House）」を通じて、自然の知恵に学び、自然との共生を共通体験できるでしょう。
【市民放送局】
市民放送局は、報道する人、される人という従来スタイルではなく、相互が一体となり協働して創り上げる、参加性、共感性に溢れた新しいスタイルの情報提供基地です。
具体的には、市民放送局プロジェクトに参加した市民レポーターによる専用ウェブサイトから送り出される「愛・地球博」市民レポートです。
参加市民の視点から21世紀に残したいコト・モノを参加市民と一体になって取材し、記事を配信します。また、インターネットTVで動画での情報提供もします。
また、同時に趣旨に共感された市井のウェブサイトとのリンクにより、幅広いアクセスポイントの獲得を目指します。
【ケーブルテレビのスタジオ】
日本ケーブルテレビ連盟東海支部加盟局の共同事業として、ウェルカムハウス内に約20m2のスタジオと調整室を設け、会期中、毎日、加盟各局のコミュニティーチャンネルにて放送します。
市民取材メンバーを含めた取材班を組織し、瀬戸会場、長久手会場、市民プロジェクトの動きをタイムリーに紹介する情報番組を目指します。
なお、東海地区のケーブルテレビ加入世帯数は平成15年度末で約200万世帯です。これは同地区内530万世帯に対し、世帯普及率で38％となっています。
特に、三重県での世帯普及率は67％、愛知県では43％に達しています。（東海総合通信局調べ）
【瀬戸会場及び海上地区の紹介】
ウェルカムハウス内に約20m2のミニ・コーナーを設置し、来場者に対し「愛・地球博」とこれから入場する市民パビリオンに対する理解と期待感を高めます。ミニ・コーナーでは、「大切にしたい海上の自然」「市民プロジェクトへのチャレンジ」（いずれも仮称）を映像で紹介します。
【ウェルカムハウス（Welcome House）の施設概要】
建物の名称
「ウェルカムハウス（Welcome House）」
設置場所
瀬戸ゲート 敷地面積400m2
建築面積
150m2平屋建て 総木造建築
基本コンセプト
住みやすい家づくりのために昔の人々が自然の力を活用し、工夫した方法を現代に再復活させた「自然の力と人間の智慧による省エネルギーハウス」。自然換気効果を最大限に活用。
敷地内に施工する池(ビオトーブ)の水には雨水利用を計画。
付帯設備
敷地内に築山（山）と池（水）を設置し、瀬戸の里山の風情を演出します。
（内部）大型映像設備を設置。
愛・地球博の開催意義、海上の自然、市民プロジェクトの紹介。
ケーブルテレビスタジオ・調整室設置 20m2。生放送実施可能。
市民放送局の編集、WEB送り出し施設。
＊当事業は東新住建株式会社の協賛により実施されます。
＜別添資料＞
a. 瀬戸会場概要図
b. ウェルカムハウス平面図
c. ウェルカムハウス立面図
d. 東新住建報道関係資料
＜お問い合わせ＞
（財）2005年日本国際博覧会協会
市民参加促進グループ 市民参加チーム
〒450－0002 名古屋市中村区名駅3－15－1
名古屋ダイヤビルディング2号館4階
TEL 052－569－2101（直通） FAX 052－569－2011
愛・地球博 市民プロジェクト事務局
〒460－0002 名古屋市中区丸の内2－4－7
愛知県産業貿易館 西館2階 市民プラザ内
TEL 052－219－5214（直通） FAX 052－219－5215
