2004年5月27日
(財)2005年日本国際博覧会協会
(財)2005年日本国際博覧会協会は、本年1月16日にサハ(ヤクーチア)共和国との間で取り交わした「ユカギル・マンモス」に関する覚書に基づき、ロシア連邦及びサハ(ヤクーチア)共和国と協議を重ねてきました。
その結果、このほど、ロシア連邦、サハ(ヤクーチア)共和国及び国際博覧会協会の3者間において、本プロジェクトを日露共同プロジェクトとし、「ユカギル・マンモス」を国際博覧会協会のパビリオンで展示することについて改めて合意いたしました。
*サハ共和国内で発見されたマンモス
更に、昨日、来日中の
シュティロフ サハ(ヤクーチア)共和国大統領
と国際博覧会協会の豊田会長が面談し、本プロジェクトの推進について意見の一致をみました。これを受け、本日、本プロジェクトの今後の具体的な進め方等に関する基本的事項について、とりまとめを行いました。加えて、大統領には博覧会会場をご視察いただきました。
また、5月22日付けのサハ(ヤクーチア)共和国大統領令により、本プロジェクトの国際的な
学術委員会
が発足し、鈴木慈恵会医科大学教授がその副委員長に就任いたしました。
これらにより、本プロジェクトが本格的に進展することとなりました。
なお、今後、6月上旬に、調査チームを現地に派遣し、発掘地点の調査を実施して、残り部分の状況確認などを行う予定です。
以上