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2005年日本国際博覧会に係る環境影響評価追跡調査(予測・評価)報告書(その3)について

(財)2005年日本国際博覧会協会は、環境影響評価の一環として、平成15年12月にご案内した追跡調査の手法等に従い、「自家用車駐車場整備に伴う環境影響調査」について予測・評価を行いましたので、その結果をご報告します。

この報告書の主な内容は、自家用車駐車場整備に伴う環境影響調査であり、会場周辺道路への負荷を軽減するため、パーク&ライド方式を採用した6ヶ所の駐車場について予測・評価を行ったものです。

大気質や騒音に関しては現状が環境基準値と同程度か又は上回っていることもあって、一部に環境基準を超えるところもありますが各種の保全措置を図ることにより環境への負荷の低減が図られるものと評価しました。また、一部の駐車場予定地において注目すべき動物種が確認されましたが、以下の環境保全措置を講ずることなどにより、環境への影響は回避又は低減が図られるものと評価しました。

  • 尾張旭駐車場予定地のダルマガエルは、駐車場整備工事の前に一斉捕獲を行い、生息環境を改善した周辺の水路に移入する代償措置等を行う。
  • 長久手インター駐車場予定地のカヤネズミとツマグロキチョウは、駐車場予定地の一部にカヤネズミの生息環境を創生し、調整池の法面に幼虫の食草を播種して生息環境を創生する。
  • 藤岡インター駐車場予定地のハッチョウトンボは、駐車場予定地の一部を保全して湿地環境を残す。

※技術面等詳細のお問い合わせは、下記までお願いいたします。

(財)2005年日本国際博覧会協会 環境グループ
電話(052)569-2154

以上

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