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中国・大連における「愛・地球博」(愛知万博)説明会概要について

(財)2005年日本国際博覧会協会・中国国際貿易促進委員会(中国貿促会)・ 大連市人民政府は、9月21日(火)10時より、大連市、大連香格里拉大飯店において、中国における認知向上、来場者の拡大を図るため、「愛・地球博」説明会及び交流会を開催致しました。同説明会には、載玉林大連副市長はじめ高燕中国政府代表(中国貿促会副会長)、黒龍江省・遼寧省・大連市、「愛・地球博」中国館へ出展予定の中国12省・市の関係者、大連地区旅行関係者、メディア、日本企業関係者等、これまでに実施した上海・北京・広州での説明会を凌ぎ過去最高の約260名の参加がありました。

まず中国側主催者を代表して高燕中国政府代表から、「愛・地球博」中国館の準備状況、9月14日「愛・地球博」パビリオン引渡し式典において、中国館のKeyを受取ったこと、大連は中国館に出展する12省・市の内、東北9工業地域の拠点と位置づけられており、中国パビリオンの展示期間中に大連ウイークが予定されていることなどが紹介されました。また、日本側主催者を代表して(財)2005年日本国際博覧会協会山田宗範審議役からは、最先端技術を使った環境技術等を紹介して行くことで、「愛・地球博」が時代のショーケースとなる事を期待するとともに、大阪万博以外すべての国際博が欧米で開催されていたが、「愛・地球博」、上海万博と続くアジアでの国際博の開催は、21世紀がアジアの世紀であることを予感させる意義深いものであり、大連からも多くの方々の来訪をお待ちしていますとの挨拶を行いました。

次に載玉林副市長及び駐瀋陽日本領事館大連出張所冨田所長からの来賓挨拶に続き、日本側より愛・地球博の概要を説明、さらに中国側・孫鋼政府副代表より中国パビリオンの進捗、特に自然・都市・調和をテーマとした「生命の樹」展示や中国館に出展する12省・市がそれぞれ独自の週単位展示期間を持っており、大連市都市ウイークは4/14-20・黒龍江省ウイークは4/23-29に予定されていることなどが紹介されました。 

最後の質疑応答でも、大連日報・中日日報をはじめ多くのメディアから、「愛・地球博」に参加する大連市の対応、ビザ発給手続き緩和への日本政府の対応、引き続き中国各地での説明会開催の期待を込めた今後のPR予定等活発な質問があり、予定時間を大幅に超えて成功裏に終了しました。

他の説明会開催都市以上に、載副市長をはじめとする今回の万博を機会に尚一層日本との関係を深めともに発展して行きたいという大連市等東北3省の強い期待や熱意が感じられるものでした。

以上