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愛・地球博における「ヴロツワフ・デー」開催 2005年4月28~29日

2005年4月28日、ポーランド各地方のプロモーション・プログラムが始まります。ヴロツワフ――下シロンスク(シレジア)地方の中心地――がその皮切りとなります。

ポーランド館は2日間にわたり、ポーランド南西部にあってポーランドとドイツ二つの民族が交錯する地域に位置する多文化都市ならではのリズム感に包まれることでしょう。

ピョートル・ジュベック・バンド(詳細は次頁)によるジャズのライブ演奏が行われます。ポーランドのジャズマンの中でも最も優れ、多芸なミュージシャンが、マルチメディア映像とともに、――幾年の年月を経て奇跡的に中世のゴシック様式が残る中心市街を擁し、また7世紀以上にもわたって、旅行者や投資家、企業家たちの注目を集めてやまない――ヴロツワフの町並をご案内します。

ポーランドが愛地球博に出展するにあたり、ヴロツワフは万博への参加に強い関心を持ってきました。ポーランド館ではインフォメーションカウンターの脇に「ヴロツワフ―a meeting place」というオブジェを見ることができます。

ヴロツワフを代表して、ヤロスワフ・オブレムスキ副市長が公式訪問します。

ヴロツワフは下シロンスク地方に強大な影響力を持つ都市です。その経済力、人を惹きつけて放さない文化的な魅力は、トヨタをはじめとする投資家の下シロンスク進出を機に、日本にまで到達しているのです。

プログラム

2005年4月28日

ポーランド館
10:00-13:00(30分おきに)――ピョートル・ジュベック・バンドによるショパン音楽のジャズ・アレンジ(約4分)ヴロツワフ紹介マルチメディア映像と共に
蒲郡(ポーランドのパートナー都市)、会場:蒲郡市民会館
16:30-18:00――ピョートル・ジュベック・バンドによるジャズ・コンサート

2005年4月29日

ポーランド館
10:00-20:00(30分おきに)――ピョートル・ジュベック・バンドによるショパン音楽のジャズ・アレンジ(約4分)ヴロツワフ紹介マルチメディア映像と共に

ピョートル・ジュベック・バンド ポーランド

ピョートル・ジュベック

アコーディオン奏者、ピアニスト、作曲家。ポーランドで最も多才で優れたジャズミュージシャンの一人。その音楽的興味は様々なジャンルにおよび、ジャズだけでなくクラシック音楽、ブルース、フュージョン、そしてポップまでも我が物にしてしまったほどだ。しかし最近はもっぱらジャズに専念している。ヴロツワフ音楽院のアコーディオン科の卒業。
ピョートル・ジュベックは数々のコンクールで入賞を果たしている。クリンゲンタール国際コンクール(ドイツ)―第3位、カステルフィダルド・アコーディオンコンクール(イタリア)―第3位、サンクトペテルブルク・コンクール(ロシア)―優勝など。
ポーランド・ジャズ界のスターらとも数多く共演しており、レコーディングへの参加、劇場や映画、ポップスターらのために作曲活動も行っている。
彼の最新の活動はジャズグループ「ピョートル・ジュベック・バンド」だ。知名度の高いミュージシャンら―コントラバス:アダム・スクシペク、パーカッション:ミハウ・チフォイダ、ギター:アルトゥール・レシツキ、アコーディオン:ピョートル・ジュベック―で構成されている。
このバンドが演奏するのは、ほとんどが自作の作品(主にピョートル・ジュベックの作曲による)で、アコーディオンと様々なギターの混ざり合ったユニークなサウンドが売りだ。バンドのメンバーたちはこれまでもポーランド内外で数々の舞台を踏んでいる。ポーランドの主要なフェスティバル(Jazz Jamboree, Warsaw Summer Jazz Days, Jazz upon Odra and othersなど)、諸外国(ドイツ、オランダ、フランス、イタリアなど)でのコンサートなどがある。2002年にリリースされたピョートル・ジュベックのファーストアルバム「Tchne」はリスナーだけでなく音楽評論家にも好評を博した。
収録されている音楽は、クラシックな形式やインストゥルメンテーションと同時にジャズ特有の自由な即興の部分とが共存しており、そこには各パフォーマーのための自由な解釈の余地が残されている。

ピョートル・ジュベック ―アコーディオン、ピアノ
アダム・スクシペク ―コントラバス
ミハウ・チフォイダ ―パーカッション
アルトゥール・レシツキ ―アコースティック・ギター

添付資料

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