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米国バージニア州知事 マーク・ワーナー氏が来日、米国州知事としては初めて2005年日本国際博覧会(愛知万博)を訪問

2005年4月19日

米国バージニア州の知事を務めるマーク・ワーナー氏が、本日、21世紀初の国際博覧会である愛知万博2005のアメリカ館を訪問しました。米国州知事による愛知万博アメリカ館の訪問は、3月25日の万博開会以来、これが初めてとなります。バージニア州は、185日間にわたり開催される愛知万博アメリカ館スポンサーの1つです。ワーナー知事は、2週間にわたる貿易使節団の日本・インド訪問の一環としてアメリカ館を訪れたものです。

現在バージニア州で活動している日本企業は約100社に及びます。日本は、2003年にバージニア州の輸出相手国第3位となり、同州の対日輸出額は、約9億1,000万USドルを記録しました。さらに、2004年を通じての対日輸出額合計は、9億3,980万5,771USドルを記録し、2003年実績より3%増加しました。ワーナー知事は、日本滞在中に多くの投資企業と個別に打ち合わせを行う予定です。

愛知万博には120カ国以上の国が参加しています。アメリカ館は、一人の米国人指導者にスポットライトを当てたエキサイティングなテーマを考えました。その人物とは、英知に長け、自然界の仕組みに対し鋭い洞察力を持ち、新しいものを創造する優れた能力で名高いベンジャミン・フランクリンです。アメリカ館は、この著名な人物が彼の生涯で残した功績に焦点を当てることで、人類の進歩、そして自然界と人類のつながりの重要性という愛知万博で掲げるテーマを米国独自の切り口で表現しています。また、アメリカ館には、世界各国から政財界のリーダーも訪れています。

2002年1月にバージニア州知事に就任したワーナー知事は、全米州知事会(National Governors' Association)の会長を務めています。また、南部州知事会(Southern Governors' Association)会長、アパラチア地域委員会(Appalachian Regional Commission)州政府代表共同議長、超党派の全米政策機関である州政府教育委員会(Education Commission of the States)会長としての任期を最近務め終えました。ワーナー知事は、1954年に米国インディアナ州インディアナポリスで生まれ、 1977年にジョージ・ワシントン大学を卒業し、1980年にハーバード大学で法律の学位を取得しています。

2005年日本国際博覧会(愛知万博)アメリカ館について

2005年3月25日から9月25日まで愛知県において日本国際博覧会(愛知万博)が開催されます。1,500万人の来場者が見込まれる今回の万博には世界各国から政財界の著名人も訪れる予定です。公式参加国の出展は120カ国を数え、その中でも大きな目玉と期待されるアメリカ館では「フランクリン精神」をテーマに、自然、進歩、人類の業績を称えます。米国初の外交官であり建国の父でもあるベンジャミン・フランクリンは、生命に対する米国の最新技術やその功績の紹介役として最も適した人物です。アメリカ館についての詳細は、アメリカ館公式日本語サイト www.uspavilion.com/jp でご覧いただけます。

Aichi USA 2005社(Aichi-USA 2005 World Exposition, Inc.)は、2004年7月29日に米国国務省と契約を交わしました。この契約に基づき、Aichi USA 2005社は公式のアメリカ館の建設・運営に必要な資金調達を行っており、米国を代表する各企業・団体をはじめ米国州政府などがスポンサーとして協力を行っています。

以上