サイト内検索

最後の週のカナダ・パビリオン

第24号: 2005年9月18日-9月24日

今週のハイライト

  • 2005年愛知万博は、いよいよ最後の週となりました。
  • 9月19日は、カナダ・パビリオンでビクトリア市とその姉妹都市である岩手県盛岡市の代表者たちが参加してビクトリア・デーのイベントが行われます。
  • オンタリオ州の15歳のブルース名演奏家、ジミー・ボウスキルをお見逃しなく。
  • アカディアン系カナダ人のフランス語でのエレキ・バンド:ブルーのパワフルなリズムをお楽しみください。
  • ケベック州のユニークなフルートとギターのデュオ、シミリアの公演を体験してください。
  • モントリオールの児童本受賞作家、ベルトラン・ゴティエ氏がマニュライフ生命VIPラウンジで朗読します。
  • Expoホールと愛・地球広場で行われる特別コンサートで、愛知万博の最後の日々を祝ってください。
  • 最終日の特別サービスをお楽しみください。

グローバル・コモン2ステージでの公演

09月17日: (午前11時30分)ダレン・シゲスマンド・クインテット

カナダのトロンボーン奏者で作曲家のダレン・シゲスマンドはアジアおよびカナダ西部のツアーを成功後、カナダの新しい音楽として国際的な音楽シーンに現れました。彼はSTRANDSという刺激的なクインテット(五重奏団)を引き連れ、ジャズ、ラテン、クラッシックの影響が混ざり合う刺激的な彼のオリジナル曲 を披露します。ダレン・シゲスマンドまたはSTRANDSクインテットに関する詳細情報は www.darrensigesmund.com をご覧ください。

9月18-20日: (3:30 pm) ジミー・ボウスキル

オンタリオ州の15歳のブルース名プレイヤー、ジミー・ボウスキルは、彼独自の自然なスタイルによる視覚と音を感じることによって、独学で演奏と歌を学びました。 彼は弱冠11歳で、憧れのカナダ人、ジェフ・ヒーリーの ステージに招かれた時にミュージック・シーンに突然現れ、それ以来、トップ・ミュージシャンたち と共に出演を続けてきました。ジミー・ボウスキルは、世界的に有名なモントリオール・ジャズ・フェスティバルやモン・トランブラン・ブルース・フェスティバルをはじめ、カナダ中で公演ツアーを続けて人々を魅了しました。彼の驚くべきサクセス・ストーリーは、いくつかの全国・地方TV番組でも紹介されました。また彼は、既に二つのアルバムをリリースしており、その最新のリリース“Soap Bars & Dog Ears”は、カナダの音楽界で最高の栄誉、ジュノー賞にノミネートされました。 ジミー・ボウスキルを歌手・演奏者として特別な存在にしているのは、彼がただ若いというだけでなく、その信じ難いほど成熟したソウルにあります。愛知万博のステージに立つ、この若いアーティストを見る機会をお見逃しなく。ジミー・ボウスキルに関する詳細情報は、 www.jimmybowskill.com をご覧ください。 なお、 ジミー・ボウスキルは、今週、カナダのロック・スター、サム・ロバーツと受賞経験のあるアカディアンのバンド、ブルーと共にExpoホールでも公演を行います。

9月18-20日:(12:30 pm) ブルー

ブルーは、パトリス・ボウリアンヌ、レン・ルブラン、ダニエル・ルブランによって1994年に結成されて以来、アカ ディア中の数多くの文化的フェスティバル、イベント、キャバレー、ナイトクラブで演奏を行って独自の道を築き、1997年にクインテットになりました。1998年に、このグループは最初のアルバム、Acadicoをリリースしました。 これはインディーズ・レーベルで発売され、大西洋岸諸州やその他の地域で大きな成功を収めました。1999年にブルーは、アカディアンのグループとしては、初めてフランスで アルバムを配給し、国際的地位も得ることになりました。 それ以来、ブルーは世界中でツアーを続けてきました。カナダでは、フランス語を話す人々からも、英語を話す人々からも愛されています。彼らは、その才能とユニークさが認められ、海外市場で最も評価されている、フランス語を話すカナダ人アーティストに与えられるZOF賞(2003年度)など、いくつかの賞を受賞しています。ブルーは、9月21日に、ブルースの名手、ジミー・ボウスキルとロック・スター、サム・ロバーツと共に特別コンサートにも出演します。ブルーに関する詳細は www.blou.ca をご覧ください。

9月21、22、24日(3:30 pm)、9月23日(11:30 am): シミリア

1998年に結成されたシミリアは、一卵性双生児で、フルート奏者、ナディア・ラブリーとギター奏者、アニー・ラブリーで構成されています。このデュオは、燃えるようなエネルギーと鋭い感性を取り入れた、現代のカナダのレパートリーを得意としています。ケベック州で生まれた、ナディアとアニーは、カナダで最高の音楽教育機関でクラシックの教育を受けました。その後、それぞれが大きな成功を収めたソロ活動を経て、彼女たちの音楽に対する才能と情熱を活かすためにシミリアとして活動することになりました。北米における数知れぬ公演に加え、アニーとナディアはヨーロッパやメキシコでも観客を魅了してきました。デュオのシミリアとして、Analektaの レーベルで二つのアルバムをリリースし、日本を含む世界中で配給されています。最近のリリース、Nota Del Solは大好評で、ケベック州のレコード、エンターテインメント、ビデオの業界の企業や専門家の機関である、ADISQが授与する、権威ある2004年度フェリックス賞を受賞しました。シミリアは、グローバル・コモン2 ステージでの公演に加え、9月24日、Expoホールでの特別コンサートで、カナダのクラシック・アーティストたちの素晴らしいラインアップに加わって出演します。シミリアに関する詳細情報は、 www.similia.com をご覧ください。


愛・地球広場での公演

9月21日: (12:00 pm) “グランド・フィナーレ・コンサート”: ジミー・ボウスキル・バンド、ブルー、サム・ロバーツ・バンド

カナダ・パビリオンは、愛知万博の閉幕への最後の週を祝うための“グランド・フィナーレ・コンサート”の 一環として、この特別イベントを行います。愛・地球広場において、15歳のブルースの名手、ジミー・ボウスキルとアカディアン系カナダ人のフランス語でのバンド、ブルーに、カナダのロック・スター、サム・ロバーツが加わります。サム・ロバーツは、モントリオール出身の5人編成ロック・グループのリーダーです。ユニバーサル・ミュージック・カナダと契約しているサム・ロバーツは、彼にとってメジャー・レーベルのデビュー・ディスク、WE WERE BORN IN A FLAMEをバックに、カナダや海外のツアーを幅広く続けています。サム・ロバーツの名声は、カナダで最も権威のある、ジュノー賞の "Album of The Year” 、"Artist of the Year" “Rock Album of the Year" の三つを受賞したことでいっそう高まっています。サム・ロバーツに関する詳細は、 www.samrobertsband.com をご覧ください。

Expoホールでの公演

9月24日: “グランド・フィナーレ・コンサート”: カナディアン・クラシック(1:30 pmと4:30 pm)

“グランド・フィナーレ・コンサート”の一環として、カナダ・パビリオンは、Expoホールで午後全般にわたって カナディアン・クラシックを催します。この日の午後は、もっぱらカナダのクラシック・レパートリーを集め、出演するゲストは、ケベック州のフルートとギターのデュオ、シミリア;ニュー・ブランズウィック州の国際的に評判の高い ソプラノ、ミーシャ・ブラッガーゴスマン;ノバスコシア州の天賦の才を持つ13歳のピアニスト、ルーカス・ポーター;そして、アルバータ州の非凡な日系カナダ人のクラシック・ピアニスト、リサ・ユイです。9月24日にExpoホールで行われる、カナダで最高のクラシック・アーティストたちの素晴らしい公演を お見逃しなく。シミリアとミーシャ・ブラッガーゴスマンは、午後1時30分から3時までステージに立ち、ルーカス・ポーターとリサ・ユイは午後4時30分から5時45分に登場します。カナディアン・クラシックは、2005年愛知万博におけるカナダの文化的プログラムの最後を飾るにふさわしいものとなるのは確実です。

カナダ・パビリオンのマニュライフ生命VIPラウンジへの今週の来訪者

9月19日:ビクトリア・デー

カナダ・パビリオンの姉妹都市デーの一環として、このイベントは、ブリティッシュ・コロンビア州ビクトリア市 と岩手県盛岡市の政治的、ビジネス、文化的友好関係を深めることを目的としています。ビクトリア市長が 特別代表団と共にカナダ・パビリオンを訪れ、盛岡市長や多くの日本のビジネスや貿易の代表者たちに会う 予定です。カナダ・パビリオンでのビクトリア市・デーは、特別の“ビクトリアの春”賞を用意して、この美しい西海岸の都市の観光、文化、商業を促進する機会も提供します。一人の幸運なカナダ・パビリオン来館者に、ビクトリア市への旅行がプレゼントされます。その内容は、ビクトリア市の家族経営ホテルの一つ、 Accent Innsでの二泊、カナダで最高の西海岸風庭園の一つ、"Butchart Gardens Day"体験、ビクトリア市のその他の名所やショッピングなどを楽しむことができます。

9月23日: ベルトラン・ゴティエ氏

ベルトラン・ゴティエ氏は、作家、編集者、発行人として、質の高い若者向け文学作品を熱心に普及させてきました。ケベック州モントリオール出身のゴティエ氏は、2-16歳の読者に特化した出版社で、200以上のタイトル(その中の21作品はゴティエ氏が執筆)を出版している、La Courte Échelleの創設者、社長です。ゴティエ氏は作家として、フランス語児童文学中の愛すべき何人かの日本やギリシャで楽しまれているキャラクターを創ってきました。ゴティエ氏は9月23日、午後2時から3時30分まで、マニュライフ生命VIPラウンジで、彼の作品、Je suis Louna et je n’ai pas peur de rien (私はルナ、なんにもこわくないよ) を朗読します。

カナダ・パビリオンでの特別イベント

9月25日:感謝の特別閉幕企画:パンケーキ・ブレックファースト

9月25日、6ヶ月に亘って大好評を博したカナダ・パビリオンは、そのドアを閉じます。 愛知万博の最終日にあたり、ご支援頂いた来館者の皆様への感謝のしるしとして、おいしいパンケーキとメープルシロップの 朝食をさし上げます(数量に限りがあります)。 最後の日曜日の朝、私たちと一緒にカナダ人の最も典型的な朝食をお楽しみください。

カナダパビリオンは9月25日午後7時に閉館いたしますので宜しくお願いいたします。

詳細は、カナダ・パビリオンの公式ウェブサイトをご覧ください。
www.expo2005canada.gc.ca


ご存知でしたか?

2005年愛知万博カナダ・パビリオンは、先週の9月9日に、300万人目の来館者を迎えました。これは9月25日の愛知万博閉幕日まで2週間を残して、当初の目標である150万人の倍増を正式に決定するもので、非常に重要なことです。過去6ヶ月を通じ、カナダ・パビリオンは一日平均17,000人以上の来館者を迎え、9月25日までには325万人近くの来館者を迎えることが見込まれています。私たちの愛知における存在に大成功をもたらして頂いた全ての友人や来館者の皆様に感謝の意を表します。

この情報はメディア向けに広報資料として発信時現在の情報を配信しておりますので、内容について変更や中止になる場合がございますが、あらかじめご了承ください。