2005年4月6日
愛知万博オーストラリア・パビリオンでは、4月9日にオーストラリア映画「ボンダイ・ツナミ」の特別試写会を開催いたします。
監督は、これが長編映画デビュー作となるレイチェル・ルーカス。ワーキングホリデービザを利用してオーストラリアを訪れる数多くの日本人若者に興味を持っていたルーカス監督は、日本人サーファーのサブカルチャーを題材に映画を作ることを発案。オーストラリアで2004年9月に封切られた「ボンダイ・ツナミ」は、低予算のインディーズ映画ながら若者に広く支持され、今年3月まで国内各地で上映されました。また、3月にはロンドンで開催されたオーストラリア映画祭で招待上映され話題を呼びました。
本作品は、4人の若い日本人が1961年型のEKホールデン(オーストラリアの60年代を象徴する車)に乗り込み、シドニーから東海岸を旅してゴールドコーストに行き着くまでの冒険を描いたロードムービーです。それまでミュージックビデオなどを手がけてきたルーカス監督は、デジタルビデオを使用した新しい撮影方法を取り入れ、ミュージックビデオ世代にアピールする映像を作り出しました。
オーストラリア政府代表アンドリュー・トッドは、この映画は、日本とオーストラリアの若者間で今現在築かれている躍動的な関係を象徴していると述べています。
「映画監督レイチェル・ルーカスは1990年前半の5年間を日本で過ごし、数多くの日本語を勉強し日本での滞在経験のあるオーストラリア人がそうであるように、現代日本の若者文化をよく理解している。愛知万博オーストラリア・パビリオンでアテンダントを勤める若いオーストラリア人らも、オーストラリアの学校で日本語を勉強し、日本への留学経験や日本企業での就労経験を持ち、同様に日本文化を肌で理解している。」
「ボンダイ・ツナミ」特別試写会は、オーストラリア・パビリオンVIPフロアで4月9日(土)17:00から開催されます。愛知万博公式ラジオ局FM LOVEARTHを通じて公募する10名も招待される試写会には、映画監督レイチェル・ルーカス、日本人出演者安部雄大と佐々木ミキが出席いたします。
映画「ボンダイ・ツナミ」について:
製作 バーレスク・プロダクションズ
監督 レイチェル・ルーカス
ウェブサイト
www.bonditsunami.com.au
オーストラリア館についての詳細は、下記をご覧ください。