サイト内検索

カナダ・パビリオン、「愛・地球賞-Global 100 Eco-Tech Awards」 の受賞者を称賛


2005年9月1日 愛知発 - 本日、2005年日本国際博覧会カナダ政府代表のノーマン・モイヤーは、 「愛・地球賞-Global 100 Eco-Tech Awards」を受賞した2つの カナダ企業、オンタリオ州ケンブリッジのスフィラル・ソーラー・パワー社(Spheral Solar Power)とブリティッシュ・コロンビア州のカーマナー・テクノロジーズ社(Carmanah Technologies Corporation)を祝福し、喜びの言葉を述べました。

この賞は、2005年愛知万博を運営する日本国際博覧会協会が、世界の環境問題に取り組んでいる、優れた企業を表彰するものです。本日、名古屋市で行われた授賞式において、モイヤー代表は次のように述べました。“2005年愛知万博は、我々の専門的知識や技術を世界と分かち合う、素晴らしい機会を提供してくれています。日本国際博覧会協会が、先見の明のある二つのカナダ企業を選んでくれたことを非常にうれしく思っております。これらの企業は今日の、そして将来の環境問題の解決に貢献しています。”

ATSオートメーション・トゥーリング・システム社の一部門である、スフィラル・ソーラー・パワー社は、建設、輸送、娯楽、発電などの業界で応用できるSpheral Solar(TM) Technologyを開発し、製造しています。この技術は、発電のために太陽光を必要とする軽量でフレキシブルな太陽電池の使用に関わるものです。同社のミルフレッド・ハンマーバッチャー社長は、“太陽エネルギーが今後ともさらにダイナミックな成長を続けることは確実で、多くの専門家は年率35%以上の成長とさえ予測しています。この市場は、多様の建設資材に組み入れることができる、Spheral Solar(TM)のような革新的な技術に期待しています。”と語っています。

本日は、スフィラル・ソーラー・パワー社に代わって、モイヤー代表が賞を受け取りました。エネルギー効率に優れた照明製品の世界的リーダーであるカーマナー・テクノロジーズ社については、同社のコミュニケーション・ディレクター、デービッド・デービース氏が来日し、賞を受けました。カーマナー社は、照明標識、交通信号、海洋および航空用のライト、バス停留所の太陽発電照明など、広範囲の製品に発光ダイオード(LED)技術を用いています。デービース氏は、“照明は、世界の電力消費の1/3と年間29億トンの炭酸ガス放出に関わっています。150,000以上の代替エネルギーと110カ国に設置されているLED照明製品によって、カーマナー・テクノロジーズ社は、照明による環境的悪影響を減じる手助けをしています。愛知万博において、地球に優しい技術の分野におけるカナダのリーダーシップを代表することを誇りに思います。”と述べました。

2005年日本博覧会協会は、各国の政府や国際的機関から推薦された236社の中から、100社を選択しました。内訳は、日本の56社と海外の44社で、その中の2社がカナダ企業でした。受賞者は、記念の盾と、賞金100万円を受け取りました。カナダ・パビリオンは2005年3月25日の開幕以来、目立った人気を博して、毎日15,000人以上の来館者を迎えました。9月25日の閉幕までに300万人以上の来館者を数える見込みです。カナダ・パビリオンでは、カナダの文化、環境、独自性をマルチ感覚の体験を通して、多様性のテーマを探求しています。

愛知万博におけるカナダのプログラムに関する詳細情報や、様々な活動への参加につきましては、カナダ・パビリオンの公式ウェブサイト、 www.expo2005canada.gc.ca をご覧ください。

カーマナー・テクノロジーズ社に関する詳細は、 www.carmanah.com 、そしてスフィラル・ソーラー・パワー社ついては、 www.spheralsolar.com をご参照ください。

この情報はメディア向けに広報資料として発信時現在の情報を配信しておりますので、内容について変更や中止になる場合がございますが、あらかじめご了承ください。