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シチリア人形劇クティッキオ芸術劇団の公演のご案内

イタリア館では、4月7日まで、グローバルコモン3広場においてユネスコ無形世界遺産にも選定されているシチリアの伝統的な人形劇の公演を行っています。辻人形師の家柄を継ぐミンモ・クティッキオ率いる「クティッキオ芸術劇団」が、貴重な人形とともに来日し、中世の騎士道や宗教の物語を演じています。約1メートルの人形を操り、一人で約10人の声を使い分ける技はとても見応えがあります。またユーモラスで人間味あふれる劇は、子供や国籍、年齢を問わず多くの方たちの人気を集めています。

人形劇は、19世紀にナポリやシチリアを中心として普及したと言われ、かつては各地への巡業もあり、日常的な大衆娯楽でしたが、テレビの普及によって廃れ、今日では日本の文楽のように貴重な伝統芸能となってしまいました。万博で上演するのは、中世の騎士オルランドが東洋の姫アンジェリカに恋をし、様々な困難に立ち向かう物語。魔法使いのマラジジ、怪物、サラセン人などが登場する乱闘シーンは迫力満点です。


期間

4月7日(木)まで

時間

14:00~16:00 (約20分間の演目を3回行います)

場所

グローバル・コモン3 イベントスペース