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北欧共同館ニュースレター 2005年8月(II)

EXPO 2005 AICHI JAPAN北欧共同館

今後のイベント

北欧共同館の新たな北欧文化プログラム

EXPOの閉幕まで、北欧共同館では新たに文化プログラムを展開し、北欧の音楽とデザインを日本に紹介します。このミュージック・プログラムはとても間口が広いのですが、プログラムの内容はジャズが中心になりそうです。アーティストの多くがプロのジャズマンですが、ジャズを含めて様々なジャンルのサウンドを披露します。このプログラムは、世界的に有名なジャズマンを多数輩出し、独特の「北欧風サウンド」で知られる北欧の音楽シーンを象徴するものです。各ミュージシャンは約1週間の出演を予定しており、期間中は北欧共同館またはEXPOの各イベント会場で連日コンサートを開催します。


北欧各国はいずれも自国のデザイン・ブランドに大きな誇りをもっており、共同館を舞台に様々な形で展示を行います。新規のデザイン&アート・プログラムは、主として年齢の若い新進気鋭のデザイナーを中心として展開します。出展するデザイナーは1週間の予定で共同館に来場し、期間中に作品の製作と展示を行います。このプログラムの先陣をきって登場するのはスウェーデンのテキスタイル・アーティストであるウルリカ・エロブソンさんで、8月末頃から展示をスタートする予定になっています。

最新の情報については、北欧共同館のWEBサイト www.nordicatexpo2005.org をご覧ください。
来場する各アーティストのプロフィールとイベントの仮日程については、まもなく同サイトの「イベントとニュース」のリンクでご覧いただけます。

デンマーク・デザイン展覧会(名古屋にて)(8月6日~30日)

名古屋の中心街にある国際デザインセンターで、100年の歴史を誇るデンマークのデザインを是非体験してください。展示会のタイトル“Use it!”=「使って下さい!」は、優雅さと使い易さを兼ね備えたことで知られるデンマークのデザインにぴったりです。展覧会には、様々な家具、衣料品、アクセサリー、グラフィックおよび工業デザインが出展されます。8月6日と20日にはお子様向けワークショップも開かれます。“Use it!”は愛知万博北欧共同館に付随する企画で、名古屋での展覧会終了後は世界各地を巡回する予定です。
詳細は、 www.idcn.jp/use-it/ をご覧ください。


最新ニュース

北欧共同館が150万人目の入場者を記録

8月10日、北欧共同館は150万人目の入場者をお迎えしました。幸運な入場者のコバヤシ・ミエコさんには、パビリオン・ショップからフィンランド製ムーミン・グッズを詰め合わせたギフトバッグが贈られ、ムーミン本人が手渡しました。コバヤシさんにとって、この日はお子さんのマサフミ君(9歳)を伴った三度目のEXPO来場でした。なお、コバヤシさん一家は東京在住です。


EXPOでムーミンの日開催(8月9日と10日)

ムーミン一家とその仲間たちのEXPO来場が好評を博したことをご報告します。8月9日と10日に開催されたムーミンの日は、この夏休み期間中最高の人出となり、両日とも約13万人の入場者を記録しました。ムーミンたちが姿を現すと、多数のムーミンファンがこの人なつっこいトロールを一目見ようと押し掛けましたし、日本のメディアもムーミンの来場には大きな関心を寄せました。日本のテレビ局(NHK、CBC、東海テレビ、名古屋テレビなど)は、いずれもムーミンにスポットライトをあてた特番を生放送しました。
ムーミンの来場は、ムーミン誕生60周年を記念してフィンランド・タンペレのムーミン谷が手配したものです。ムーミン生みの親、トーヴェ・ヤンソン氏の誕生日である公式のムーミンの日(8月9日)をもって、今年の記念イベントが開幕しました。


スウェーデンでは、2005年を世界最強の少女、長靴下のピッピ誕生60周年としています。メイン・イベントは9月13日に開催され、北欧共同館でも独自のスタイルでピッピの生誕日を祝賀することを予定しています。

世界オリエンテーリング選手権 ‐ おめでとう北欧チーム

最近EXPO会場でスポーツ選手らしい若者の集団を見かけたとしたら、それはきっとオリエンテーリングに参加している北欧のナショナル・チームでしょう。世界オリエンテーリング選手権(WOC2005)が今年の8月7~14日に愛知県で開催され、各チームはこの選手権へ参加するために当地を訪れました。オリエンテーリングは本来北欧生まれのスポーツであり、アイスランドを除くすべての北欧諸国がWOCにエントリーしました。スウェーデン、フィンランドおよびデンマークの各チームは、ハードなスケジュールの合間を縫って北欧共同館へ足を運び、同パビリオンの入場者らにこのスポーツの解説をしてくれました。
北欧の各チームはいずれも好成績を収め、いつも通りかなりの数のメダルを獲得し、帰国の途へ就いたということです。日本人の多くが屋外へ出たがらないような、一年で一番暑いこの時期に、国内の山々を駆けめぐって各チームが収めた好成績にはたいへん感心しました。

スタッフ・コーナー

北欧勢発進! ‐ 北欧共同館がEXPO世界選手権へエントリー

北欧共同館は、EXPO協会が8月21日に開幕を予定しているフットサル・トーナメントにエントリーします。フットサルとは、小さなコートで専用のボールを用いてプレーするサッカーに似たスポーツです。同協会がトーナメントを開催するのはこれで3回目であり、北欧共同館はこれまでにも好成績を収めています。今までのトーナメントには、アルゼンチン、イタリア、クロアチア、スペインおよびドイツをはじめとした強豪チームを含めて、EXPO会場から約40のパビリオンがエントリーしました。このような中にあって、北欧男子チームは1回目のトーナメントで3位を獲得、2回目のトーナメントでは北欧女子チームも3位に入りました。来たるトーナメントでも、熾烈な対戦が予想されますが、両チームとも順位のランクアップを狙っています。ご来場される方はどなたでも、北欧チームの勝利をめざして応援をしていただくことを大歓迎いたします。(Henrik Bertelsen、パビリオン・ガイド)


この情報はメディア向けに広報資料として発信時現在の情報を配信しておりますので、内容について変更や中止になる場合がございますが、あらかじめご了承ください。