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目に見える瀬戸日本館の環境配慮 ~地中熱利用空調システムの効果を、待ちスペースでモニタ表示スタート~

2005年8月12日

2005年日本国際博覧会(愛・地球博)政府出展事業


「自然と生きる、日本人の“知恵・技・こころ”」を出展テーマとする瀬戸日本館では、伝統技術と自然を活用した様々な環境配慮が展開されています。中でも地中熱を利用した空調システムは井戸水に代表される「夏涼しく、冬は暖かい」という地中の特性を活かした省エネルギー設備はであり、まだ寒かった3月の開幕当初から最高気温が30℃を越える現在まで活躍しています。

このたび、この地中熱利用空調システムの効果を来館者にも実感して頂くために、政府出展事業の環境配慮方針のひとつである「環境情報の可視化」に基づき、入館待ち列上に設置しているモニターを用いて効果を示すデータのリアルタイム表示を開始しました。 表示データは、「外気温」「地中温度」「地中熱利用後送風温度」の3種類であり、夏場の暑い外気が涼しい地中を通ることで冷却されシアターの空調に利用されている様子が数値を通して確認いただけます。

また、通常は地中に埋設されて見ることができない地中熱パイプも入館待ち列に展示しています。外気取り入れ口は6組あり1組当たり4本のパイプとつながっており、合計24本のパイプが瀬戸日本館の地中に埋め込まれています。

なお、地中熱利用空調システムの概要、これまでの効果、そして今後の将来性については添付資料を参照ください。

添付資料

この情報はメディア向けに広報資料として発信時現在の情報を配信しておりますので、内容について変更や中止になる場合がございますが、あらかじめご了承ください。

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